東川賞 歴代受賞作家 露口啓二氏が、2025年日本写真協会賞作家賞を受賞いたしました!
受賞理由
長年、北海道で和人によるアイヌモシリの植民というテーマに向き合った作家は、写真集『移住』(2024)で、その撮影対象を「本土」にも広げた。アイヌを強制就学させた開拓使施設、鉱毒問題で移住を余儀なくされた足尾、原発事故の帰還困難区域などだ。過去の出来事に関する記憶や痕跡が消えた寒々しい風景を積み重ねる手つきは、淡々としているが故に作者の憤りを感じさせ、熱いものが伝わってくる。この労作に対して。
日本写真協会賞
毎年6月1日「写真の日」には、「日本写真協会賞」の表彰をおこなっています。日本の写真界や、写真文化に顕著な貢献をした個人や団体に対して贈られます。当協会の正会員、並びに当協会が委嘱するノミネーター(有識者の方々)によって、受賞者として相応しい候補者を推薦していただき、その中から当該年度の日本写真協会賞選考会が各賞の受賞者を決定します。作家賞、新人賞、功労賞、文化振興賞、学芸賞の各賞を設けております。