正岡絵理子さん 展覧会「羽撃く間にも渇く水/粒神」

真っ暗な無辺の宇宙から見れば小さな淡い青い点。
その中をミジンコみたいに漂っている。
みんなたった一度きりの命、一度きりの今日、一度きりの時間。
例えば遠く離れた場所で生きている私とこの作品を見ているあなた。そのあいだには確かに何かが繋がっていて、私たちが存在してこの世界は在る。
すべての命を一滴の雨の雫にたとえ、短く儚いかもしれないあらゆる命を祝福する
「羽撃く間にも渇く水」。
この世界のすべてを粒子として捉えようとした
「粒神」。
私たちのどれか一つが欠けてもこの世界も目の前の瞬間も成り立たない。
正岡絵理子
Artist Talk|10月18日[土]16:30 - 17:30 (観覧無料/予約不要)
鷹野隆大(写真家)× 正岡絵理子 進行=菊田樹子(当展キュレーター)
Kanzan Curatorial Exchange “Emotional Photography” vol.3
「感情」「情動」をキーワードに、写真を撮る・見るという行為を考察する展覧会シリーズ。
正岡絵理子Eriko Masaoka
1983年愛媛県生まれ。
ビジュアルアーツ大阪写真学科卒業。現在フランス在住。
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主な展覧会に「羽撃く間にも渇く水」(Tokyo Institute of Photogtaphy、東京、2016年)、「Pale Red Dot」(VOID/ Athens Photo Festival、ギリシャ・アテネ、2018年)、「新鋭展」(入江泰吉記念奈良市写真美術館、奈良、2023年)。
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主な受賞に2016年東川町国際写真フェスティバル赤レンガポートフォリオオーディショングランプリ。
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2025年、Librarymanより写真集刊行。
12:00am - 19:00pm (水〜土曜日)
12:00am - 17:00pm (日曜日)月・火曜定休
〒101-0031 東京都千代田区東神田1-3-4 KTビル2F


