正岡絵理子さん 写真集出版「IN THE FLAP OF A BIRD'S WING, WATER DRIES UP」

20歳から写真を学んだ作者は、写真を撮りながら日本各地を旅して小さな集落を訪ね、北海道の牧場やアイヌのコミュニティなどで生活をした。その経験は、作家としての方向性を形作った。
特定の意思は持たずに目的地を決め、自身の想いに従い、そして写真を撮る旅を続けた。その後、10年以上の年月を経て、この物語は完結した。
「一言でいえば、アニミズム的な世界観というべきだろうか。ヒトも、動物も、モノも、自然も、人工物も、彼女の目に写るすべてのものが生命体として生気を発し、分裂・生成を繰り返している。つかの間の一瞬を捉えた写真の集積にもかかわらず、そこには『46億年続く歴史の中で水溜りの中の一滴のような私たち』を見通す視点がある。」- 飯沢耕太郎(artscapeレビューより)
そして、短く儚いかもしれないすべての命を祝福している。
写真は、北海道、沖縄(周辺の西表島と粟国島)、鹿児島(喜界島)、東北地方(秋田、青森、長野、新潟)、東京、大阪、和歌山(高野山)、オランダのロッテルダム、アイスランドのグトルフォス、マカロネシアの アゾレス諸島で撮影された。
本書には、作者による日本語の序文に加え、英語対訳が収録されている。
80 pages
187 x 270 mm
black and white
limited edition of 700 copies


