川内 倫子氏 トーク「roshin books / Yamada Book Publishing 写真を通して取り戻す」

oshin books / Yamada Book Publishing 写真を通して取り戻す
2月27日(金)14:30-16:20
齋藤 陽道(写真家)
川内 倫子(写真家)
齋藤陽道は2015年から10年にわたり、7歳までの子どもを「神のうちの存在」と捉える写真シリーズ『神話』を撮り続けてきた。東日本大震災と福島原発事故を起点に、人と自然、祈りの関係を見つめ直す試みである。それを現在制作中のA2サイズの大判写真集として結実させようとする今、自身にとっての「神話」という存在を、あらためて問い直そうとしている。本トークでは、川内倫子の作品、とくにM/Eに通底する、人と自然を等質に写す視点に触れながら、写真が世界と結びつくあり方と、写真集制作において信じるものと手放すものを探る。
齋藤 陽道(さいとう はるみち)
写真家
1983年、東京都生まれ。写真家。都立石神井ろう学校を卒業後、2020年から熊本県に在住。
2010年「写真新世紀」で優秀賞を受賞し、2013年はワタリウム美術館で個展を開催。2014年には日本写真協会新人賞を受賞。
写真集『感動』および続編の『感動、』(赤々舎)は、木村伊兵衛写真賞の最終候補となる。
著書には、『よっちぼっち 家族四人の四つの人生』(暮しの手帖社・第65回熊日文学賞受賞)、『学びのきほん つながりのことば学』(NHK出版)などがある。
2015年から『神話』プロジェクト開始。2025年から大判写真集刊行にむけて制作中。
川内 倫子(かわうち りんこ)
写真家
1972年滋賀県に生まれる。2002年『うたたね』『花火』の2冊で第27回木村伊兵衛写真賞を受賞。著作は他に『AILA』(2004年)、『Illuminance』(2011年、改訂版2021年)、『あめつち』(2013年)などがある。2023年にOutstanding Contribution to Photography Award 2023を受賞。主な個展は、「AILA + Cui Cui + the eyes, the ears,」カルティエ財団美術館(2005年、パリ)、「照度 あめつち 影を見る」東京都写真美術館)(2012年)、「Rinko Kawauchi – Illuminance」KUNST HAUS WIEN GmbH(2015年、ウィーン)、「M/E 球体の上 無限の連なり」東京オペラシティ アートーギャラリー/滋賀県立美術館(2022〜2023年)、「At the Edge of the Everyday World」Arnolfini(2024年、ブリストル)ほか多数。近刊に写真集『M/E』、『光に住み着く』(篠原雅武との共著)がある。


