東川町国際写真フェスティバル Offcial blog

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2018年 04月 10日 ( 9 )

荒木経惟氏 展覧会 「VINTAGE PRINTS」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

タカ・イシイギャラリー ニューヨークにて、荒木経惟氏の展覧会が開催中です。


VINTAGE PRINTS

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©Nobuyoshi Araki


以下リンクより

タカ・イシイギャラリー ニューヨークは、2018年4月4日(水)から4月28日(土)まで、荒木経惟の個展を開催いたします。ニューヨークスペースでの初個展となる本展では、荒木がフリーの写真家として活動し始めた70年代と、それに続く80年代を代表する作品集『東京は、秋』(1984年)、『荒木経惟の偽日記』(1980年)、『東京物語』(1989年)、『平成元年: 荒木経惟写真集』(1990年)などに収録された作品のヴィンテージ・プリント21点を展示いたします。

1972年に電通を退社後、商業写真の仕事から遠ざかり時間に余裕ができた荒木は、ジャン=ウジェーヌ・アジェやウォーカー・エヴァンズの影響から、三脚に固定した55ミリレンズ付きのペンタックス6×7を肩に担ぎ東京の街を撮影し始めます。イメージ全体を細部まで写したこれらの写真は、当初「LIFE」と名付けられますが、その後1984年に『東京は、秋』という写真集として出版されました。自らは表現せずに、「街が(既に)表現しているものをただ複写する」という荒木の写真家としての態度は、花々、ヌード、ポートレート、空、食事、飼い猫など、他の被写体に対する姿勢とも共通します。

実質的な処女写真集『センチメンタルな旅』(1971年)から一貫して、自身と撮影対象との親密な関係性を重視してきた荒木は、エロスとタナトスが緊密に結びついた独自の写真世界を70年代・80年代を通して確立していきます。これに平行して、自身の写真に事実とは一部異なるドキュメンタリー調テキストを添えた『荒木経惟の偽ルポルタージュ』(1980年)や、カメラの日付表示機能を用いて、実際とは異なる撮影年月日を表示させた『荒木経惟の偽日記』(1980年)など、写真に潜在する虚構性を引用した作品を発表しています。後者に収録された写真は、その後のコンパクトカメラによる日付入り「写真日記」作品の原型となりました。

小津安二郎の映画からタイトルが引用された『東京物語』(1989年)は、荒木写真の新たな展開を示した重要なシリーズといえます。自宅のバルコニーの雪景色や妻陽子、愛猫チロとの日常のイメージが、ヌードや無機質な表層を備えた都市風景と交差することで、哀愁漂うヴィジュアル・ナラティブが紡がれます。翌年に出版された『平成元年: 荒木経惟写真集』は、昭和天皇の死から始まる1989年の1年間に撮影された写真で構成されます。大喪の礼や、この年に子宮筋腫と診断された妻陽子の写真からは、死(タナトス)が濃厚に香ります。

1990年に妻陽子を失う直前までの、荒木の約20年間を俯瞰する貴重な作品群を是非この機会にご高覧ください。



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会期: 2018年4月4日(水)– 4月28日(土)

営業時間: 11:00 – 18:00
定休日: 日・月・祝祭日

会場: タカ・イシイギャラリー ニューヨーク 23 East 67th Street, 3rd Floor, New York, NY 10065







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by higashikawa_blog | 2018-04-10 13:09 | 受賞作家関連

石川直樹氏 著書「極北へ」


東川賞受賞作家 出版のお知らせ。

毎日新聞出版より、石川直樹氏の著書が出版されました。


極北へ

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以下リンクより


終わりのない長い旅は、このときからはじまったのだ――。


カナダ、アラスカ、グリーンランド、ノルウェーなど北極圏とその周辺地域「極北」。
なかでも世界を駆け抜ける写真家・石川直樹にとって、20歳のときに登頂したアラスカの象徴・北米大陸最高峰のデナリ山は、すべての旅の〈原点〉だった。

極寒の地に生きる人々の暮らし、厳しくも美しい自然への畏怖。
人間の野生を呼び覚ます圧倒的な世界との出会いを瑞々しい文章で綴る。
開高健ノンフィクション賞受賞『最後の冒険家』以来、初の長編エッセイ。

「本の時間」連載に大幅加筆し、18年のときを経て2016年に再訪したデナリ紀行も収録。


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ISBN:978-4-620-32428-9
定価:本体1,600円(税別)
判型:四六判
頁数:208頁





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by higashikawa_blog | 2018-04-10 13:03 | 受賞作家関連

広川泰士氏 写真展「BABEL」「FUJISUN」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

特種東海製紙Pam アトリウムにて、広川泰士氏の写真展が開催中です。


「BABEL」「FUJISUN」

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以下リンクより

日本を代表する写真家 広川泰士さんの写真展を開催します。

Pam企画展「広川泰士写真展 FUJISUN  BABEL」

期 間 :2018年4月2日(月)~5月31日(木)

4月は月曜から金曜日開館 7日、28日は開館、日曜・祭日は休館

5月は月曜から土曜日開館 日曜は休館

場 所 :特種東海製紙Pam アトリウム B館

  〒411-0945 静岡県駿東郡長泉町本宿437番地

主 催 :特種東海製紙株式会社

協 力 :広川事務所 ONE STROKE

イベント:広川泰士ギャラリートーク  平成30年 4月  7日  ①11時~ ②14時~

広川泰士トークショー   平成30年 4月 28 日  14時から





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by higashikawa_blog | 2018-04-10 12:58 | 受賞作家関連

岡田敦氏 展覧会「ユルリ島の野生馬」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

ESPACE KUU 空にて、岡田敦氏の展覧会が開催されます。


ユルリ島の野生馬

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©Atsushi Okada


<ユルリ島の野生馬>


 北海道根室半島沖に浮かぶユルリ島には、かつて昆布漁の労力として島に持ち込まれた馬の子孫が、無人島となったいまでも生きている。ユルリ島は、周囲7.8km、面積168ha、海抜43m。台地状の島の海岸線の大部分は30~40mの絶壁をなし、岩礁で囲まれている。その切り立った断崖の上に昆布を引き上げるため、馬の力が必要だった。

 「ユルリ」の語源は、「鵜の居る」を意味するアイヌ語の「ウリル」である。島はエピリカやチシマウガラスなど、希少鳥類に指定されている鳥の繁殖地であるため、北海道の天然記念物や国の鳥獣保護区に指定されている。そのためメディアをはじめ、人の立ち入りは禁止されている。

 ユルリ島に馬がはじめて持ち込まれたのは1950年頃である。戦後、本土に昆布の干場を持たなかった漁師が、土地を求めて島に移り住み、切り立った断崖上にある干場に昆布を引き上げるため、馬を島に持ち込んだ。馬は30~40m程ある崖の上で、網に詰め木枠に入れられた昆布を、櫓に下がった滑車を使って引き上げた。最も多い時期には、約9軒の番屋と7基の櫓があった。いまでも島には櫓跡が数カ所残り、干場跡に残る小石が当時の生活を偲ばせる。

 しかし昭和40年代になると、本土に新しい干場ができ、エンジン付きの船も普及しはじめた。それは昆布の干場を求めて島に渡った漁師にとって、島で生活を続ける必然性がなくなったことを意味した。やがて島から人が去りはじめ、最後の漁師が島を後にしたのは1971年のことだった。島の馬は、「連れてかえってきたところで馬を放つ場所がない。肉として売ってしまうのも忍びない。せめて余生を島で暮らせたら」という漁師の思いから、馬の餌となるアイヌミヤコザサが豊富なユルリ島に残された。本土でもトラックの普及により、多くの家が馬を売った。

 その後、ユルリ島の馬は、近親交配を避けるため種馬だけが約5年おきに入替えられ、牡馬が生まれると間引きされた。多い時には約30頭の馬が生息し、給餌を受けず、交配や出産は自然にまかされた。機械化が進み、多くの馬が家畜としての存在価値を失ってゆくなかで、ユルリ島の馬は人が去った無人島で使役されることもなく、島のなかで静かに世代を重ねてきた。その姿を見て人は、その島を「馬の楽園」と呼んだ。エトピリカが囀り、タチギボウシやツリガネニンジンなどの白花品種が咲き乱れる。貴重な生態系の中で命を紡ぎ、世代を重ねながら島の環境に順化してきた馬たちは、根室の歴史や風土が生みだした文化的所産とも言える。しかし2006年、間引きをしていた漁師たちの高齢化もあり、牡馬が島から引き上げられた。島には14頭の牝馬だけが残り、馬はやがて消えゆく運命となった。

 2006年に14頭いたユルリ島の馬は、2011年には12頭、2017年には3頭にまで減った。夏になれば花畑とかすユルリ島は、約300種の植物が生育するため北海道の自然環境保全地域に指定されている。しかし馬がいなくなれば、馬の餌となるイネ科の植物などで島は覆われ、希少な高山植物を含め、島の植生は大きく変わってしまうだろう。鳥だけではなく、植物や馬も含めて北海道の天然記念物に指定されていれば、ユルリ島には違った未来があったのかもしれない。根室半島沖に浮かぶ小さな楽園で生きる馬の姿をみていると、僕たちはいま文化としてなにを守り後世に伝えてゆくのか、そうしたことが問われているような気がする。


2018年 岡田敦


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会期:2018年4月13日(金)- 6月24日(日)

会場:ESPACE KUU 空(大正大学)
     東京都豊島区西巣鴨 3-20-1 大正大学5号館1階

  開場時間:10:00 - 19:00
  入場料:無料



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by higashikawa_blog | 2018-04-10 12:50 | 受賞作家関連

尾仲浩二氏 写真集「sleeping cat」


東川賞受賞作家 出版のお知らせ。

SUPER LABOより、尾仲浩二氏の写真集が出版されました。


sleeping cat


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以下リンクより

いくつもの旅の途中、街の片隅で出会ってしまったガラクタのような、けれど愛おしいあれこれ。見捨てていけずにフィルムに収めて持ち帰り、暗室の棚にある小箱に溜め込んでいました。駅、食堂、酒場、旅館、ウインドウ、次にこの街に来たときにはもう会えないだろうと思うから。この小箱をきっと悦んでくれる人がいるはずです、僕にとっては宝ものなのですから。


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4,644円(税344円)

w18.7 x h13 cm
128 ページ
128 イメージ(カラー)
上製本 一部布装
カラーオフセット印刷
限定800部
Published in 2018
ISBN 978-4-908512-21-6




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by higashikawa_blog | 2018-04-10 12:44 | 受賞作家関連

今森光彦氏 展覧会「地球いきものがたり」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

キヤノンオープンギャラリー1(品川)にて、今森光彦氏の展覧会が開催されます。


地球いきものがたり


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©Mitsuhiko Imamori


以下リンクより

本展は、キヤノンフォトコレクションとして収蔵する作品の中から、写真家 今森 光彦氏が熱帯雨林に暮らす生物や人々を撮影した作品29点を展示します。
今森氏が30年以上にわたり追い続けてきたいきものの世界、コスタリカのハチドリやパナマのナマケモノ、そして自然環境に適応し多様な生物とも共存しながら生きる人々の姿を記録した写真展です。

キヤノンフォトコレクションは、1994年よりキヤノンマーケティングジャパンが手掛ける、日本の優れた写真家の作品のコレクションで、現在1900点余りの作品を収蔵しています。


作家メッセージ

小さな生命を求めて世界中を旅してきた。最初に訪れたのは、インドネシア。まだ学生のときで、今から思うと、熱帯にいけば奇想天外な生物に出会えるかもしれないという子供染みた好奇心がはじまりだと思う。現地を訪れてとにかく目の前に立ちはだかる熱帯雨林の深さには、驚嘆した。しかし一方で、森を開墾した棚田の中に、たおやかな人々の暮らしがあることも知った。
珍しい生物たちを発見するなかで、いつも感心するのは、彼らの生活の舞台になっている壮大な風景。そして、それらにつながりをもっている人々の暮らしや風土。
地球は、生命という循環があるから美しい。日本の里山をみつめながら、常に世界にも視野を広げていたい。多様な生物たちと生きることの大切さを“共存”というキーワードでこれからも伝えていきたいと思う。


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2018年4月11日(水)~5月2日(水)
10時~17時30分
日・祝日 休館
東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー



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by higashikawa_blog | 2018-04-10 12:33 | 受賞作家関連

畠山直哉氏 展覧会「アマナ コレクション展 01」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

IMA galleryにて開催中の展覧会「アマナ コレクション展 01」に、畠山直哉氏が出展しています。


アマナ コレクション展 01

以下リンクより

アマナコレクションは、2011年に株式会社アマナがスタートした、日本の現代写真を中心とした企業コレクションです。現在、日本の現代写真作品の卓越性が表れる約700点もの多彩な作品を収めるまでになりました。

ポスト・デジタル時代の現在において、写真は私たち自身と私たちを取り巻く世界のインターフェースとして、さまざまなあり方で偏在しています。その時代のなか写真家たちが独自の表現手法に果敢に取り組むことで、写真の可能性は進化し、拡大を続けています。また多くの写真作品は、現代社会における多層性―私たち自身、他者、そして現実との関係性を映し出す、鏡のような役割をも担っています。

本コレクションには、既成の概念や視点に疑問を投げかけ、新たな創作への道を開こうとする写真家たちの作品が集結しています。これからも、アマナコレクションは現代写真への認知と理解を高めるさまざまな活動に取り組み、現代そして未来の日本人写真家の支援を続けてまいります。

初めてのコレクション展となる本展では、4名の作家による作品を展示いたします。作品は、それぞれ異なる撮影技法で制作されています。ホンマ タカシはカメラ・オブスキュラの技法により都市のスカイラインを撮影し、新井卓はダゲレオタイプを用いて写真の黎明期に立ち返ります。そして小山泰介がマクロレンズで撮影した東京の新たなポートレートは、デジタル環境で制作された写真の第一世代として位置づけられます。また畠山直哉は、首都高速の地下工事中であった山手通りを撮影し、都市を表現します。色彩を変える自然のように人間の手によって形成される景色は、進化を続ける都市のもうひとつの歴史を語るのです。

これら作品の連なりには、表現方法や世代など日本写真史におけるさまざまな変化が表れています。そしてまた作品は、日常の視線に意識を引き寄せ、私たちが見ているものとは何か―いままでの見方への疑問を投げかけています。



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2018年4月2日(月)~5月11日(金)

※4/10(火)はイベントのため IMA gallery、IMA Cafe とも臨時休業いたします。

11:00~19:00

休廊:日曜・祝祭日、4/10(火)

〒140-0002 東京都品川区東品川2-2-43 T33ビル1F



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by higashikawa_blog | 2018-04-10 12:28 | 受賞作家関連

深瀬昌久氏 展覧会「遊戯」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ。

KYOTOGRAPHIE 2018にて、深瀬昌久氏の展覧会が開催されます。


遊戯


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©Masahisa Fukase


以下リンクより

近年国際的に再注目されている深瀬昌久の国内初の没後回顧展。1992年にバーの階段から転落、この事故により重度の障害を負い活動を停止し、そのままカメラを握ることなく2012年に他界した深瀬の作品は、身近な者を被写体としながらも「自分とは何者か?」「写真とは何か?」という普遍的な問いを投げかける。ポートレート作品のほか、ひび割れの写真に深瀬自身がペイントを施した「HIBI」シリーズなどを展示。深瀬昌久アーカイブスのディレクターが深瀬の没後に洗浄・修復したポジフィルムから制作された作品も初公開する。


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2018 年 4 月14 日(土) – 5 月13 日(日)

誉田屋源兵衛 竹院の間

 〒604-8165 京都市中京区室町通三条下る

10:00 – 18:00|休:火曜(5/1以外)

※ 各会場入場は閉館の30分前まで。
※ 中学生以下 / 身障者は無料(付き添い通常料金)

¥1000 / 学生 ¥800






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by higashikawa_blog | 2018-04-10 12:19 | 受賞作家関連

荒木経惟氏 展覧会「天獄へのパスポート」


東川賞受賞作家展覧会のお知らせ。

art space AMにて、荒木経惟氏の展覧会が開催中です。


天獄へのパスポート


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以下リンクより

これまでに、荒木さんによるポラロイド作品の展示を
(個展の一部である場合も、ポラロイドの展覧会である場合も)
ご覧になった方は多くいらっしゃると思いますが
今回は
一挙に1000点が展示されるという稀有な機会となります。

退色・変色もものかは。
1000のイメージそれぞれにフレーミングされた
「時」と「こと」の息遣いに
心を同調させて、
湧き上がる物語
(もしくは、呼び起こされた記憶)
と、しばし戯れてみてください。



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2018.4.1-5.25

13:00-19:00

休:月火 4/11-4/16, 4/26-4/29

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-33-14 神宮ハイツ302





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by higashikawa_blog | 2018-04-10 12:05 | 受賞作家関連
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Higashikawa photo Award


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