東川町国際写真フェスティバル Offcial blog

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2018年 09月 04日 ( 3 )

オノデラユキ氏 展覧会「窓という装置をめぐって- The Window as Device」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ

ギャラリーキドプレスにて、オノデラユキ氏の展覧会が開催されます。


窓という装置をめぐって- The Window as Device

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©Yuki Onodera


以下リンクより

ギャラリーキドプレスでは、2018 年 9 月 7 日(金) から 10 月 14 日(日)まで、パリを拠点に国際的に活 躍する写真家、オノデラユキによる版画作品と写真 作品を紹介する『オノデラユキ - 窓という装置を めぐって』展を開催いたします。本展では、キドプ レスにて 2009 年に制作されたフォトグラビュー ルの版画作品「古着のポートレート」(2009 年)の 5点とともに、これまであまり発表されてこなかっ た小作品のゼラチン・シルバー・プリント(銀塩写 真)の中から《窓》に関わる作品を、オノデラ自身 が厳選した写真作品 12 点を一堂に展示いたします。
版画作品「古着のポートレート」は、1994 年に制作 されたオノデラの初期の代表作「古着のポートレート」 をフォトグラビュールによって新たに表現した作品 です。光を利用して版を刻むフォトグラビュールは、 光の画としての写真表現と親和性が高い銅版画の技 法の一つです。全工程が手作業から成り、明暗を無段 階に階調することができるので、写真フィルムよりも さらに深く表現可能な特徴をもっているとも言われ ます。
オノデラはこのフォトグラビュールを用いて制作し た「古着のポートレート」に、写真による硬質な描写 力とは違う方向性を見いだし、手応えのあるマチエー ルを伴った絵画としての強度と存在感を浮き彫りに しました。また、精妙な手仕事のニュアンスの形跡を留めるフォトグラビュールこそが、デジタルプリントがスタンダード化する現代において、極めて貴重かつ魅力的な 技法であることを物語っています。光沢感のある上質なブルーグレーの雁皮紙に二色のインクで刷られることによっ て、独特の温かく繊細なマチエールが生まれ、作品の内に秘められた絵画的内容がより表に出てくるような仕上がり を是非ご堪能ください。

また、今回展示される写真作品は、過去のシリーズ から数点ずつ、モンマルトルの空を背景に約 50 点 の古着を窓辺に 1 点ずつ立たせて撮影した「古着の ポートレート」(1994 年)を起因として、様々な意 味合いを想起させる《窓》をテーマに選出されてい ます。
「古着のポートレート」に至る経路上にあり第 1 回〈写真新世紀〉(1991 年)の受賞作品でもある シリーズ「君が走っているのだ。僕はダンボの耳で 待つ」(1991 年)、古着の袖から空を垣間見た「From the Sleeve」(1993 年)、美しい青い色調の「窓とコ ップ/Window and Glass」(1993 年)、古着のポートレートと同じモンマルトルのアパルトマンの窓辺で撮影されたシリーズ「鳥」(1994 年)、オノデラユキとアキルミ のユニットプロジェクト Les KiKi による永遠のパリを描くシリーズ「レ・キキのパリ/Les KiKi de Paris」(1996 年)、 東京郊外の家々を浮遊する光の箱のように捉えた作品シリーズ「窓の外を見よ」(2000 年)、中心に明るい大きな窓が ある部屋に世界各地の地名を標識のオブジェが配置されたシリーズ「世界は小さくない-1826」(2012 年)という7つ のシリーズから、今回は《窓》に関わる作品としてオノデラにより編集されることで、当展示に出品される写真はシ リーズという枠組みから解放され、新たな側面を見出す可能性に満ちた内容にもなります。そして《窓》はそのとき、 部屋の窓、窓辺、カメラという箱の窓、あるいは写真のフレーム、もしくは写真という枠組みそのものであるのかも しれません。制作の現場でもある版画工房のギャラリースペースだからこそ実現した試作的な展示内容を、オノデラ の写真作品に内在する多様な視覚表現と思考の痕跡を辿りながら、そのオノデラの窓からも飛び出し想像の翼を羽ば たかせるようにお楽しみいただけましたら幸いです。
本展の版画作品と写真作品を通して垣間見ることができるオノデラユキの多彩な世界観を是非ご高覧ください。

◆展覧会初日の 2018 年 9 月 7 日 16:30~17:30 に、オノデラユキによるギャラリートークを開催いたします。 本展を通してオノデラユキの作品の世界観を自身の言葉で語りながら、ご来場の皆さまとの和やかな会話が生まれる 場にもなりましたら幸いです。どうぞお気軽にご参加ください。


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会場 ギャラリーキドプレス 〒101-0021 東京都 千代田区 外神田 6-11-14 3331 Arts Chiyoda 204

会期 2018 9 7 ()~10 14 ()

開廊時間 12:00~19:00 *最終日は 17:00 まで

閉廊日 月・火・祝祭日休み

作家を囲んでのオープニングレセプション 2018 9 7 () 18:00 ~ 20:00

作家によるギャラリートーク 2018 9 7 () 16:30 ~ 17:30






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by higashikawa_blog | 2018-09-04 19:04 | 受賞作家関連

宇井眞紀子氏 展覧会「北海道が好き~北海道150年記念企画写真展~」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ

まるひこアートスペース和にて開催中の展覧会「北海道が好き~北海道150年記念企画写真展~」に、宇井眞紀子氏が参加しております。



北海道が好き~北海道150年記念企画写真展~

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以下リンクより

本社1階ロビー『まるひこアートスペース和(なごみ)』にて、長年北海道をテーマに写真を撮り続けていた日本を代表する写真家3名による「北海道が好き~北海道150年記念企画写真展~」を開催しています。

 入場無料です。どなたでもお気軽にご観覧ください。

 当写真展は北海道石狩振興局と丸彦渡辺建設(株)とのタイアップ事業協定により、『まるひこアートスペース和(なごみ)』を若手芸術家や学生に無償で提供する活動の一環として開催するものです。

北海道が好き ~北海道150年記念企画写真展~

平成30年8月21日(火)~10月12日(金)

9:00~17:00(土曜・日曜・祝日は休館)入場無料

まるひこアートスペース和

札幌市豊平区豊平6条6丁目5番8号

丸彦渡辺建設株式会社 1階(地下鉄東豊線学園前駅2番出口すぐ)






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by higashikawa_blog | 2018-09-04 18:47 | 受賞作家関連

須田一政氏 写真集「日常の断片」


東川賞受賞作家 出版のお知らせ

青幻舎より須田一政氏の写真集が出版されました。


日常の断片

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以下リンクより

不確かな「日常」を象るまなざし  80~00年代カラー作品の集大成


モノクロの「須田調」で一世を風靡した須田一政が、カラーで切り取った不確かな「日常」。1983年~84年に「日本カメラ」に掲載された初の本格的カラー作品『日常の断片』を中心に、事件現場の残滓を撮影した『SPOT』をはじめ90〜00年代のポラロイド作品を加えた約150点を掲載。


須田 一政(すだ・いっせい)1940年東京生まれ、東京綜合写真専門学校卒業、演劇実験室・天井桟敷専属カメラマンを経てフリーとなる。1983年「物草拾遺」等により日本写真協会賞年度賞、1985年「日常の断片」等により東川賞国内作家賞、1997年「人間の記憶」により土門拳賞、2014年「凪の片」等により日本写真協会賞作家賞、ほか受賞多数。



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□ 判型:A4
□ 総頁:128頁
□ 製本:上製
□ 定価:5,000円+税
□ISBN978-4-86152-657-2  C0072


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by higashikawa_blog | 2018-09-04 18:26 | 受賞作家関連
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Higashikawa photo Award


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