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東川町国際写真フェスティバル Offcial blog

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2020年 08月 02日 ( 4 )

長島有里枝氏 写真集「SELF-PORTRAITS」


DASHWOOD BOOKSより、本年度の東川賞国内作家賞受賞者 長島有里枝氏の写真集が出版されました。


SELF-PORTRAITS

長島有里枝氏 写真集「SELF-PORTRAITS」_b0187229_11301514.png

以下リンクより

日本人写真家、長島有里枝の作品集。

2017年、東京都写真美術館で開催された個展「そしてひとつまみの皮肉と、愛を少々」で展示された新作のひとつに、700点近いセルフポートレイトからなるスライドショーがありました。

Self-portraits』は、そのなかから作家本人が選び抜いた、24年分のセルフポートレイトを集めた写真集。 1992年、バックパッカーとして旅をしていた学生時代のモノクロ作品から始まる本書は、アーチストとして知られるきっかけとなる初期のヌード作品や、90年代東京の空気を伝えるストリートでのセットアップ、カリフォルニア芸術大学留学中に撮影された写真へと続きます。帰国し、親となった2000年代以降にも、長島はセルフポートレイトを撮り続けています。 巻頭に収録された、アパーチャーファウンデーションのクリエイティブダイレクター、レスリー・A・マーティン(Lesley A. Martin)との対談で長島は、これらのセルフポートレイトはアクティビズムの一形態であると述べています。

また、特に初期の作品を指して、自らを被写体としてヌードグラビアや写真集のパロディーを撮ることは「わたしにとっては、女性の身体に向けられる男性社会からの視線がどのようなものであるかに言及するための方法」なのだともいいます。 「ヘアヌード写真ブームがとにかく許せなくて、動機がなんであれ、男の目的のために女が消費されるなんてあり得ない」という長島は、”自分の身体は自分のもの” だという主張あるいは主体としての女性のありかたを、独自の表現でわたしたちに提示します。

特にフェミズムの文脈において、セルフポートレートでは作者と主題、両方の役割を自分で果たします。長らく育まれてきた、写真表現における性別役割分担への抵抗を、象徴しているんです。」 初期の作品に顕著であるパフォーマティブな側面は、シークエンスが進むにつれて次第に個人の日記のような印象を強めるように見えます。しかしそれも、幼い子や犬の姿が画面に登場する頻度が減り、ついに見られなくなる頃には再び、インスタグラムなどのSNSから生まれた「セルフィー」や「映え」のような、2010年代以降の新しい写真文化に対抗的な、スナップショットなのかセットアップなのかを一概には判別できない、コンセプチュアルな作品へと移行していきます。 「写真はほぼ時系列に並んでいるから、わたしの変化がわかりやすいと思います。撮影方法、レンズそして機材。コンパクトフィルムカメラも4x5も、よく使うようになったのは子供が生まれてから。自分の経験や環境が変わると、主題も変わります。

出産を機に、フェミニズム的な問題を取り上げて作品にすることが多くなり、2011年の原発事故を機に、自国の政治により目を向けるようになりました。個人的な興味や加齢によっても、主題は変わりました。 若いときは、自分の身体は自分のものだから好きなように使っていいと思っていましたけれど、息子が生まれてその考えは完全に変わりました。セットアップであれ、スナップショットであれ、わたしの写真はとてもパーソナルな作品だと思います。


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¥4,000
softcover
174 pages
184 x 120 mm
color
2020




by higashikawa_blog | 2020-08-02 11:32 | 受賞作家関連

鈴木のぞみさん 展覧会「Light of Other Days-­土星の環」


フォトふれ 展覧会のお知らせ

void+にて、鈴木のぞみさんの展覧会が開催中です。


Light of Other Days-­土星の環

鈴木のぞみさん 展覧会「Light of Other Days-­土星の環」_b0187229_11181025.jpg


以下リンクより

void+では、Unknown Series no.8 #2 鈴木のぞみ個展「Light of Other Days-­土星の環」を7月31日より開催いたします。本シリーズ2回目となる鈴木は、何気ない日常の事物に潜む潜像のような記憶の可視化を、写真の原理を通して試みています。その作品は静かで控えめでありながら、写真の本質をとらえた独自の構造と豊かさ、広がりがあり、見る人の想像力に働きかけます。

近年は、東京都写真美術館、埼玉県立近代美術館、MOTサテライトなどの国内の主要な美術館や場で発表を続け、昨年は、ポーラ美術振興財団在外研修員としてイギリスのロンドンとベルファストに滞在していました。この地で鈴木が出会ったアンティークの眼鏡や舷窓、そして、ベルファスト出身のSF作家であるボブ・ショウやイギリスを旅したドイツの作家W・G・ゼーバルトの書物からインスピレーションを受けた本展は、帰国後初の個展となります。



Light of Other Days -土星の環 について

イギリスで過ごした日々の中で、写真の黎明期とともに発展したヴィクトリア朝とそれ以降の土着的な文化において、人々のまなざしを拡張した事物の潜在性を顕在化したいと思索していた。

展覧会タイトルの《Light of Other Days》は、ベルファスト出身のSF作家であるボブ・ショウによって1966年に書かれた短篇から引用している。物語の中に登場する、過去の光を遅れて届ける魔法のガラスである〈スローガラス〉という発明品は、それ自身が写真そのもののようである。

《土星の環》は、晩年を東イングランドで過ごしたドイツの作家 W・G・ゼーバルトによって1995年に書かれた書物のタイトルから引用した。脱線と連想を繰り返しながら、ヨーロッパ帝国主義の史実と文学への思索による断片が、イギリスの地を巡礼するゼーバルトの足どりとともに散りばめられ、記憶を想起するような書物だ。

私はこれらの書物を参照し、事物に残された痕跡からその来歴を辿ることを試みた。かつての人々の営みへと想いを馳せ、事物に宿る記憶のようなまなざしを写真によって可視化してみたい。〈スローガラス〉を通してそれぞれの事物が孕む小さな物語と私たちのまなざしが交叉し、新しい物語が紡がれる場となることを願って。

(2020年6月 鈴木のぞみ)



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2020 年7月31日(金)— 8月21日(金)14:00-18:00

定休日:日、月、祝日

void+ 107-0062 東京都港区南青山3-16-14 1F






by higashikawa_blog | 2020-08-02 11:20 | フォトフレンド

展覧会「PGI Summer Show 2020 "COLORS"」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ

PGIにて開催中の展覧会「PGI Summer Show 2020 "COLORS"」に、川田喜久治氏、オサム・ジェームス・ナカガワ氏が出展しております。


PGI Summer Show 2020 "COLORS"


展覧会「PGI Summer Show 2020 \"COLORS\"」_b0187229_11065298.jpg
©Kikuji Kawada


以下リンクより

PGIは PGI Summer Show 2020 “Colors”展を開催いたします。

美術の歴史において、工業製品の技術の進歩は、表現の可能性の拡大に大きく寄与してきました。

とりわけ、写真は、技術と表現が非常に密接で、技術の変化、革新に、大きく影響を受ける分野です。

1839年にダゲレオタイプが発明されてから昨年で180年。それからおよそ100年後の、1940年代にカラーフィルムが実用化されましたが、保存性や表現性の観点から、作品に用いられることは稀で、写真家が表現の手段としてカラーフィルムを手にしたのは、1970年代のことでした。現在では、デジタルでの撮影や、インクジェットでのプリント制作における保存性もある一定のレベルに達し、多くの写真家がデジタルによる作品の制作、発表を行なっています。

レンズを通して世界を見つめ、白と黒の階調で自身の表現を獲得してきた写真家がカラー写真を手にした時、その表現の幅はどのように変化し、また広がったのでしょうか。モノクロの表現よりも如実に「色付きの現実」が印画紙の上に現れることに戸惑った写真家もいたかもしれません。

石元泰博の代表作「桂離宮」は1953/54年に元々モノクロで撮影されましたが、1983年には「桂離宮 空間と形」(岩波書店)としてカラーで撮影した桂離宮(1981年撮影)の作品を発表しています。

本展では、これら桂離宮のカラー作品を中心に、1940年代に撮影されたハリー・キャラハンによる抽象絵画のような美しいカラー作品、NASAによる宇宙空間の記録など、カラー写真による様々な表現をお楽しみいただきます。



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2020.7.21(火) - 8.21(金)
夏季休廊 8/13–16(8/11・12は予約の方のみ)

月ー土 11:00 – 18:00

106-0044 東京都港区東麻布2-3-4 TKBビル3F





by higashikawa_blog | 2020-08-02 11:08 | 受賞作家関連

尾仲浩二氏 展覧会「すこし色あせた旅」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ

Place Mにて、尾仲浩二氏の展覧会が開催されます。


すこし色あせた旅

尾仲浩二氏 展覧会「すこし色あせた旅」_b0187229_10520257.jpg
©Koji Onaka


以下リンクより

2020年どこにも行けなかったこの春、暗室に籠って古い旅の写真をプリントしました。20年ほど前のネガカラーフィルムはすでに退色が始まっていましたが、その微妙な色合いが面白く、いい感じだったので写真集にすることにしました。また自由に旅ができる日が早く来ることを願って。


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2020.08.03 - 2020.08.16
12:00―19:00/年中無休
東京都新宿区新宿1-2-11 近代ビル3F




by higashikawa_blog | 2020-08-02 10:53 | 受賞作家関連
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Higashikawa photo Award


by higashikawa_blog
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