東川町国際写真フェスティバル Offcial blog

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カテゴリ:その他お知らせ( 64 )

立木義浩氏 展覧会「舌出し天使」


BOOKMARCにて、写真甲子園 審査委員長の立木義浩氏の展覧会が開催されます。


舌出し天使

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©Yoshihiro Ttsuki


以下リンクより

ファッション、ポートレート、スポーツ、スナップ、風景などさまざまなジャンルで戦後活躍した日本を代表する写真家・立木義浩。1965年に発表されたデビュー作「舌出し天使」の写真集出版記念展が、神宮前・BOOKMARCで11月17日(土)から開催される。

「舌出し天使」は、1965年4月号『カメラ毎日』に巻頭56ページにわたって発表され、大きな話題を呼んだ。一人の女性の日常に寄り添い、ドキュメントとユーモアが同居する写真は大変センセーショナルだった。立木は当時27歳、本作で日本写真家批評家協会新人賞を受賞している。

それから50年以上の歳月を経て、写真集として蘇った『舌出し天使』。当時発表された作品に、未収録のカットを加えて構成されている。

本展では、1960年代の時代の空気のみならず、いまも決して色あせることのない新鮮な魅力、はじけるような躍動感を秘めた作品を楽しむことができる。会期前日の11月16日(金)にはオープニングレセプションとサイン会が行われる。



****************************
2018年11⽉17⽇(⼟)~11⽉25⽇(⽇)
12:00~19:00
BOOKMARC 東京都渋谷区神宮前4-26-14




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by higashikawa_blog | 2018-11-11 12:27 | その他お知らせ

飯沢耕太郎氏 展覧会「月読み」


ポートフォリオオーディションお審査員をしてくださっている飯沢耕太郎氏の展覧会が開催されます。


月読み

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以下リンクより

9月といえば中秋の名月。
月を愛でるのにふさわしい季節です。
それに合わせたわけではありませんが、
9月17日(月)〜22日(土)に、銀座のギャラリー巷房1、2、階段下で、
飯沢耕太郎ドローイング展「月読み」が開催されます。
http://gallerykobo.web.fc2.com/kobo1.html


9月17日(月)〜22日(土)
ギャラリー巷房
104-0061 東京都中央区銀座1−9−8奥野ビル(3F、地下、階段下)
03-3567-8727(tel.)  12:00~19:00(最終日17:00)


飯沢さんが昨年と、今年の夏休みに集中して描いた月の絵のオンパレード。
10メートルという絵巻物の大作もあります。
ぜひ足をお運びください。


また絵とことばの本『月読み』(三月兎社/2500円)も同時刊行することになりました。
展覧会場で購入できます。こちらもぜひお求めください。





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by higashikawa_blog | 2018-09-16 16:00 | その他お知らせ


東川賞受賞作家展キュレーター 楠本亜紀氏によるブログが更新されました。

本年度の東川賞海外作家賞対象国であるカナダ・バンクーバーの現代写真について書かれています。
https://curatory.exblog.jp/27386415/



バンクーバーの現代写真
フォトコンセプチュアリズム、ポストコンセプチュアルフォトとその後



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たくさんのボートが停泊するフォールス・クリークから見たバンクーバー中心街

今年の東川賞海外作家賞対象国はカナダだ。カナダは1994年の第10回目で対象国になっているが、このところ北米が対象となっていなかったこともあり、(といっても、北米の対象となるのはカナダとアメリカ合衆国だけで、アメリカはすでに4回対象国となっている。)再度対象国となった。前回の授賞者はモントリオールで活躍するミッシェル・カンポウ。今年の受賞者であるマリアン・ぺナー・バンクロフトはバンクーバー出身だ。

カナダは多文化社会で、トロント、オタワ、モントリオール、ケベック、ハリファックス、ウィニペグ、バンクーバー等を中心としながら、それぞれの地方で独自の文化圏を作っている。たとえばフランス語圏であるモントリオールでは主観的で抒情的な傾向の写真が強く、バンクーバーでは理知的な傾向があるといわれている。特にバンクーバーはフォトコンセプチュアリズムのメッカとして、国際的にも評価が高く、ジェフ・ウォールらを中心とする、フォトコンセプチュアリズムあるいは、ポストコンセプチュアルフォトの「バンクーバー・スクール」という言葉をいろいろなところで耳にする。

だが、フォトコンセプチュアリズムは1960年代後半から1970年代はじめ頃まで盛んだった、コンセプチュアル・アートの文脈で写真を用いた作品で注目された活動に対する呼称とされているし、バンクーバー・スクールは主に1970年代後半か80年代以降にバンクーバーで活躍した、ジェフ・ウォールやイアン・ウォレスとその流れをくむ写真家たちを指すものとされている。

どうして時期がずれる内容の二つがバンクーバー・スクールを形容するものとして使われるのか? バンクーバー・スクールはどういったグループなのか? 昨年11月にバンクーバーにリサーチに訪れた際には、こうした問いがずっと頭を巡っていた。短期間のリサーチで確たることは言える立場にはないのだが、そこで得た知見や資料にあたりながら、フォトコンセプチュアリズム、ポストコンセプチュアルフォト、バンクーバー・スクールはどのように重なりあい、現代のバンクーバーのアート写真の現場はどのような状況にあるかについてのイントロダクションを試みる。

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UBC人類博物館
先住民から簒奪したと思われる
由来も定かでない収蔵品について、ポストコロニアリズムの視点から、
近代が生み出した博物館システムについて自己批判するキャプションがつけられていたのが印象的だった。

~後略~

全文は下記リンクより

https://curatory.exblog.jp/27386415/



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by higashikawa_blog | 2018-07-11 16:43 | その他お知らせ

展覧会「岡本太郎の写真-採集と思考のはざまに」(企画協力:東川賞審査員 楠本亜紀氏)


東川賞審査員・東川賞受賞作家展のキュレーションをしてくださっている楠本亜紀氏が企画協力している展覧会「岡本太郎の写真-採集と思考のはざまに」 が、川崎市岡本太郎美術館にて開催中です。
また、レクチャーシリーズ 「写真・採集・思考」の第一回目には、東川賞審査員の柴崎友香氏がゲストで参加されます。


岡本太郎の写真-採集と思考のはざまに

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以下リンクより

岡本太郎は若い日に留学したパリで、画家としての方向を模索するかたわら、自分の行く道への裏づけを得たいという切実な思いから哲学や社会学に関心を持ちます。そして人間の生き方の根源を探るべく、パリ大学で民族学・文化人類学を学びました。パリでは、画家だけでなく写真家たちとも親しく交流し、ブラッサイやマン・レイに写真の手ほどきをうけ、引き伸ばし機を譲り受けたり、たわむれに展覧会にも出品しています。しかし、岡本が猛烈な勢いで写真を撮りはじめるのは、戦後、雑誌に寄稿した文章の挿図に、自分が見たものを伝える手段としてこのメディアを選んだ時からでした。
こどもたち、風土、祭りの熱狂、動物、石と木、坂道の多い街、屋根、境界。岡本がフィルムに写し取ったイメージは、取材した土地、旅先でとらえられたものです。見過ごしてしまうようなささいな瞬間の、しかし絶対的なイメージ。フィルムには、レンズを通してひたすらに見つめた、岡本太郎の眼の痕跡が残されています。旅の同行者である秘書・敏子は「一つ一つ、いったい、いつこんなものを見ていたんだろう、とびっくりさせられるし、そのシャープな、動かしようのない絶対感にも息を呑む。一緒に歩いていても、岡本太郎の眼が捉えていた世界を、私はまるで見ていないんだな、といつも思った。」*と述べています。
本展では、岡本がフィルムに切り取ったモチーフ、採集したイメージを軸に、岡本太郎の眼が見つめ捉えたものを検証することで、絵画や彫刻にも通底していく彼の思考を探ります。カメラのレンズが眼そのものになったような、岡本太郎の眼差しを追体験してみてください。

 *岡本敏子『岡本太郎に乾杯』新潮社、1997年




関連イベント

■レクチャーシリーズ 「写真・採集・思考」
“岡本太郎の写真”をめぐって、本展会場構成の建築家・藤原徹平氏の企画・司会によるゲストとの連続講演です。

第1回 柴崎友香(小説家)
日時=5月12日[土]14:00─

第2回 目(現代芸術活動チーム)
日時=5月19日[土]14:00─


第3回 下道基行(写真家)
日時=5月26日[土]14:00─


場所=美術館ガイダンスホール、企画展示室
定員=各回70名程度(要予約・要観覧券)
申し込み=電話受付(4月14日[土]10:00から受付開始)、先着順
*日時・内容が変更となることがあります。詳細は随時ご確認ください。



■岡本太郎の写真から「てつがく」する
岡本太郎の写真から見えてくるものは何か、参加者と共に語り、話しあいます。

進行=神戸和佳子(哲学)、楠本亜紀(写真批評)
日時=6月24日[日]14:00─16:00
場所=企画展示室
対象=中学生以上
定員=15名(要予約・要観覧券)
申し込み=電話受付(5月26日[土]10:00から受付開始)、先着順



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2018年4月28日(土)~7月1日(日)

9:30~17:00(入館は16:30まで)

休館:月曜日(4月30日を除く)、5月1日

観覧料:一般800(640)円、高・大学生・65歳以上600(480)円、中学生以下は無料
※()内は20名以上の団体料金

川崎市岡本太郎美術館 〒214-0032 川崎市多摩区枡形7-1-5





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by higashikawa_blog | 2018-04-30 11:46 | その他お知らせ

「LILY SHU展 ABSCURA_04」


第33回 東川町国際写真フェスティバル 赤レンガ公開ポートフォリオオーディション2017


グランプリ受賞者展「LILY SHU展 ABSCURA_04」



第33回東川町国際写真フェスティバルの赤レンガ公開ポートフォリオオーディショングランプリ受賞者展を、11月29日(水)から12月10日(日)の間に開催いたします。是非ご高覧ください。12月2日(土)18時より写真作家LILY SHUと赤レンガ公開ポートフォリオオーディション審査員によるトークイベントを行います。どうぞお気軽にお越しください。



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EVENT

オープニングレセプション

2017年11月29日(水) 18:00 -

トークイベント

2017年12月2日(土) 18:00 -

写真作家・LILY SHUと赤レンガ公開ポートフォリオオーディション審査員によるトーク。尚、登壇 は、飯沢耕太郎(写真評論家)、沖本尚志(編集者)、菊田樹子(インディペンデント・キュレーター)で予定しております。




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2017年11月29日(水)-12月10日(日)

※12月4日(月)、5日(火)は休館日

12:00?19:00(最終日は17:00まで)

入場無料

TOKYO INSTITUTE OF PHOTOGRAPHY(T.I.P/72Gallery)

 〒104-0031 東京都 中央区京橋3-6-6





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by higashikawa_blog | 2017-11-29 14:03 | その他お知らせ

立木義浩氏 展覧会「現代写真の4つの源流展―その珠玉の12枚―」


写真甲子園 審査員の立木義浩氏展の展覧会が開催中です。


現代写真の4つの源流展―その珠玉の12枚―

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以下リンクより

この展覧会の4人写真家は、それぞれのジャンルで、芸術におもねったりしないで、自信と誇りを持って、「写真は、写真である」という立場を離れない。
最近のハリウッド映画、米国製のTVドラマにでてくる家の壁には、ポップ調絵画ではなく、ほとんどが古いモノクロ写真が飾られている。
 早く、日本の壁にも、銀塩プリントのモノクロ写真という時代になって欲しい。その最初の1枚目は、本能的に永遠というものを表現できるのは写真だけだ、と知っている立木義浩、桑原史成、ムトー清次、与田弘志の歴史的傑作作品にちがいない。
30年前、40年前、50年前に発表された、この4人の作品を見ていなくても、現在、写真を撮る人、スマートフォンを手にする人々は、4人の感覚を追いかけることになる。写真共有アプリ、インスタグラムを見れば一目瞭然だ。 そこが”写真力”の不思議なところだ。それは写真機が出現した時から、写真は、霊的な伝染性を持ち、現代も日々、そのチカラ=影響力を拡大し続けて、”現代人間社会の最大の推進力”となっていることをあきらかにしている。
 それは人類には、すこしでも永遠に近づきたいという欲望が、常にひそんでいるから・・・・・。
写真プロデューサー  椎根 和


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会期:2017年5月2日(火)〜 5月27日(日)
   (日・月曜日休館)
時間:12:00〜18:00
入場無料





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by higashikawa_blog | 2017-05-04 16:46 | その他お知らせ

第3回高校生国際交流写真フェスティバル


The 3rd International High School Students’ Photo Festival Exchange Website has been opened!!
(第3回高校生国際交流写真フェスティバル ウェブサイトがオープンしました!!)


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The International High School Students’ Photo Festival Exchange Executive Committee will organize the “International High School Students’ Photo Festival Exchange” to encourage students to develop friendships through photo culture and promote international understanding.
(高校生国際交流写真フェスティバル実行委員会では、次代を担う世界の高校生同士が写真文化を通じて、会話を深め、友情の輪を拡大し、国際交流を図ることを目的に「高校生国際交流写真フェスティバル」を開催いたします。)

Today the website of the “International High School Students’ Photo Festival Exchange” has been opened.
(本日、「高校生国際交流写真フェスティバル」のウェブサイトがオープンいたしましたので、お知らせいたします。)
http://i-hsspf-e.hjk.ne.jp/

For the contents of the “International High School Students’ Photo Festival Exchange” please download the guidelines from the “ABOUT” page.
(「高校生国際交流写真フェスティバル」の内容は、フェスティバル概要のページから応募要項をダウンロードいただけますので、ご覧ください。

Latest information will be uploaded on the website.
(今後の新しい情報は、ウェブサイトにてお知らせしていきますので、ぜひご確認ください。)




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by higashikawa_blog | 2017-04-08 13:48 | その他お知らせ

大西みつぐ氏 写真展「川の流れる町で」


東川町国際写真フェスティバル イベント「街撮り撮影会」で毎年講師をしてくださっていた大西みつぐ氏の写真展のお知らせです。


川の流れる町で

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©Mitsugu Ohnishi

以下リンクより


2016年11月に弊社から刊行いたしました大西みつぐさんの最新写真集『川の流れる町で』の刊行記念写真展を開催いたします。
会期中は本展へ推薦文をお寄せくださった写真評論家の飯沢耕太郎さんと大西さんのトークショーや、東京の下町を貸切舟と足で散策する「川あるきツアー」も開催いたします。

みなさまのご来場をお待ちしております。

大西みつぐ写真展「川の流れる町で」

代表作「Wonderland」(1980〜2006)を始め、東京の下町を長年撮り続けてきた大西みつぐ氏ですが、均質化されていく下町の風景に対し、いつからか「喪失感」を覚えるようになります。馴染みの場所のはずが、以前と同じ感覚では歩くことができなくなってしまった。そこで大西氏は、「荒川」という一本の川の流れをたよりにふたたび歩き始めました。東京の「今」を荒川流域から映し出した、氏の最新写真集『川の流れる町で』(ふげん社)より「放水路」と「眠る町」に加え、2017年2月に満を持して公開された、大西氏の初監督作品『小名木川物語』の世界を垣間見るような深川や砂町などのおなじみの写真も展示いたします。

会期中には、写真集へ推薦文をお寄せいただいた写真評論家の飯沢耕太郎氏とのトークイベントや、貸切舟と足で『小名木川物語』の舞台を散策する「川あるきツアー」を開催いたします。ぜひ足をお運びくださいますようお願いいたします。


◉会期

2017年3月21日(火)〜4月8日(土)

火-金 12時〜19時 / 土12時〜17時
日・月・祝 定休日


◉会場
コミュニケーションギャラリーふげん社
〒104-0045 東京都中央区築地1-8-4 築地ガーデンビル 2F
TEL:03-6264-3665







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by higashikawa_blog | 2017-03-18 16:12 | その他お知らせ

大西みつぐ氏 映画「小名木川物語」


東川町国際写真フェスティバル イベント「街撮り撮影会」で毎年講師をしてくださっていた大西みつぐ氏の映画のお知らせです。

小名木川物語

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以下リンクより

小名木川(おなぎがわ)は隅田川の東、東京・江東区 を東西に流れる川です。この地域は江戸期に開削された 運河がいくつも縱橫に流れる「川のまち」。『小名木川物語』は江戸以来の歴史が積み重なる深川(江東区の西側地域)を主な舞台とする、オリジナル脚本による劇映画です。

深川は昔から想像力をかき立てる 土地でした。松尾芭蕉は深川に芭蕉庵を構え、北斎や広重らは浮世絵を描きました。また近現代には多くの作家 が時代小説やエッセイの舞台としてきました。現在でも江戸の昔と変わらない川筋や橋の名前、そして 神輿がまちを練り歩く夏祭りなどに過ぎ去った時代の面影がうかがえます。 一方、近年は深川の一部で ある清澄白河エリアに注目が集まり、多くのクリエイターが移り住むようになってきました。自立心とアイデアに富んだ若い世代の自営業の人たちも増えて、新たな活気が生まれています。

こうした歴史や文化と新しいものが共存する土地で地元の人々やアーティストたちと連携し、「コミュニティから発信する映画」をつくることはできないか。そんな思いから、この映画製作がスタートしました。趣旨に賛同してくれた人たちが集まって 2013年に『小名木川物語』製作委員会が発足。数人を除いてスタッフもキャストも映画製作は初めてでしたが、「深川の魅力を映画にしたい」、「等身大の深川の人々を描きたい」、「このまちの歴史と記憶を映像に残したい」という思いで映画づくりを続けました。喪失感を抱えて故郷の深川に帰ってくる「進」を主人公とする劇映画のかたちをとりながら、主要なキャスト以外は、実際に工場や商店を営んでいる深川の人たちに「本人の役」で登場いただき、ドラマとドキュメンタリーが溶け合うような手法をとりました。

本作ではまちと人が織りなす四季折々のさまざま な情景を描くと同時に、「川」と「水」をキーワードに、個人の、そして集団の「喪失と再生」というテーマをバックボーンに据えて描いています。特筆すべきは写真家として長年第一線で活動を続ける大西みつぐ監督の美しい映像です。深川で生まれ育っ た監督は撮影も半分以上担当し、川と橋が作り出す風景や季節のうつろいをカメラに収めました。

主演の徳久ウィリアムと伊宝田隆子はそれぞれ声と身体の表現者として、現在の深川に暮らす主人公を魅力的に演じています。また映画や舞台などで活躍する俳優も出演し、要所要所で映画により豊かな説得力を与えています。そして音楽は日本国内でも指折りの音楽家、演奏家に結集いただき、素晴らしい仕上がりとなりました。最終的には地域や世代の枠を超えてご覧いただく価値のある作品が出来上がったと確信しています。

クランクインから3年半が過ぎ、この間まちの多くの方に撮影協力いただきましたが、ここまでは『小名木川物語』製作委員会による完全な自主映画として撮影資金をやり繰りしながら完成を迎えることとなりました。この「まちから立ち上がる映画」を通して、深川という固有名詞に限定するのではなく、21世紀の私たちが 暮らす「まち」というものを見直してもらえるきっかけになれば、この上ない喜びです。

(2017年1月1日 『小名木川物語』製作委員会)



監督・大西みつぐからのメッセージ

私は隅田川と荒川を結ぶ小名木川にほど近い、当時労働者の人々が暮らす深川の端っこの町で生まれ、18歳までそこで過ごした。戦後を生き抜いてきた父と母からは東京大空襲の体験を聞かされたし、高度経済成長期にあっても貧しい町の現実を目の当たりに見てきた。だからだろうか、それでも庶民は生きねばならないという覚悟にしだいに共鳴していったように思う。

その真ん中に、まさにシンボルのようにずっとまっすぐに流れている小名木川があった。 子どもの頃、橋の上から川を長いこと見ていると妙に心が落ち着いたものだ。町の中を貫く川にしたたかな逞しさを感じたのかもしれない。かつての深川の町を行き過ぎていった人々の面影は、陳腐な表現だが、私にとっては常に走馬灯のイメージとしてある。人も風景も揺れて漂い、消えて現れる。時間と空間を「写真」としてスライスしてきた私がはじめて「映画」という濃厚な時間の流れに身をまかす。

この映画に込める私の想いは、あの震災以後、そしてこの今日的な状況の中で、ともすれば縮こまってしまう私たちに、町を愛し、人を愛するという普通のことが、日本をもっと高 い次元で支えていくのではないだろうかということだ。そこから再生する以外に道はない と思っている。 制作開始からだいぶ長い時間をかけてしまったが、片隅にある普通の町の風景と愛おしい人々を丹念に描いてきたつもりだ。ここから私たちの明日を照射してみたい。


製作の経緯

映画を作ろう、しかも「地元」の人たちだけで。そんな話が持ち上がったのは2012年、深川神明宮の本祭りで写真家の大西みつぐさんと神輿を担いだときでした。勇壮な水掛け、担ぎ手たちのエネルギー、そして夏の光のなか、蜃気楼のように見えた着物姿の女性。「絵になるなあ」という写真家のつぶやきから、『小名木川物語』の製作がスタートしました。まさか3年もかけて長編映画を撮ることになるとは、そのときは思いもよりませんでした。

「まち」を撮るのだから「まち」の人で作ろう。ボイスパフォーマーの徳久ウィリアムさん、美術家の伊宝田隆子さんが出演を快諾。スタッフにもクリエイターや音楽家など多士済々が集まり、『小名木川物語』製作委員会が立ち上がりました。「お江戸深川さくらまつり」の新内流しを皮切りに、小名木川の川施餓鬼灯籠流し、深川の神輿巡幸などさまざまな風景をカメラに収めました。ただ映画製作はスタッフのほとんどが初めてで、いろいろありました。でも、みんなが映画作りを学びながら、いつの間にか、専門家ではないからこそユニークな「大西組」ができていきました。

何より嬉しかったのは、深川の地元の人たちが「本人の役」で出演してくれたことです。『小名木川物語』は劇映画ですが、ドキュメンタリーでもあります。まったく新しい「まちから立ち上がるローカルムービー」が出来たと思います。「まち」で映画を作ることができたことを幸せに思っています。21世紀は人々がつながりを失い、浮遊しているとも言われます。『小名木川物語』は「まち」と「つながり」を静かに描きました。この映画を通して、深川という固有名詞に限定するのではなく、21世紀の私たちが暮らす「まち」というものを考えてもらえるきっかけになれば、この上ない喜びです。(製作・東海亮樹)



2回目となる4月9日(日)江東区古石場文化センターでの上映会ですが、チケットは3月10日発売です(インターネットでの予約は3月11日0時開始です)。


18;30開場 19:00開演/第1部 上映(90分)第2部 舞台挨拶と出演者によるミニライブ/21:15終演予定
前売り1,000円。当日1,500円です。


予約満席の場合は当日券が出ない可能性があります。あらかじめご了承くださいませ。


チケットの予約方法は、取扱い先の「江東区文化コミュニティ財団」のサイトに
掲載されています。
https://www.kcf.or.jp/yoyaku/ticket/


4月9日の上映会については次の3つの方法があります。

1. 会場の古石場文化センターに電話予約 03-5620-0224
2. 古石場文化センターや江東区のチケット取扱施設の窓口での予約
3. インターネットでの予約 (こちらはお手数ですが別途会員登録が必要です)
ご予約後、一週間以内に
1.各施設の窓口でお支払→チケット引取
2.銀行にお振込→チケット郵送

となります。


(遠方の方は、上映会当日に会場受付でのご精算、引取も可能な場合があります。
会場にお問い合わせください。)


受付時間です。
◆チケット発売日
・新発売のチケット
電話 10:00~21:00
窓口 13:00~21:00(※1)
インターネット・携帯サイト 翌日午前0時~
・発売中のチケット
電話・窓口 9:00~21:00(※1)
インターネット・携帯サイト 24時間


◆チケット発売日以外
電話・窓口 9:00~21:00(※1)
インターネット・携帯サイト 24時間

※1 深川江戸資料館の電話および窓口受付時間は17:00までとなります。






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by higashikawa_blog | 2017-03-07 16:42 | その他お知らせ

山崎博氏 展覧会「計画と偶然」


昨年まで東川賞審査員をしてくださっていた山崎博氏の展覧会が、東京都写真美術館にて開催中です。


計画と偶然


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©Hiroshi Yamazaki

以下リンクより

本展は写真・映像を「時間と光」というエッセンスによって捉え、1960年代末より活躍してきた作家・山崎博(1946-)の仕 事をたどる公立美術館で初めての展覧会です。長時間露光によって太陽の光跡を視覚化した代表シリーズ 〈HELIOGRAPHY〉をはじめ、〈水平線採集〉や〈櫻〉のシリーズなど代表的な写真作品と、また作家が写真と平行して追究してきた映像作品、さらに新作を含む出品点数約200点によって、現代のコンセプチュアルな写真・ 映像の先駆者・山崎博の歩みを今日的な視点から通覧します。
山崎の作品は光の現象のもつ無限の豊潤さや時の流れを感じさせます。作家はつねに一定の枠組みや単純化 された方法論をとりながら、「太陽」、「海」、「櫻」といった普遍的なものに一貫して取り組んできました。その作品 は、対象と装置、被写体とイメージの関係性を示唆するとともに、光の表現の豊かさや静謐で美的なクオリティ を獲得しています。
70年代の初め、山崎は「いい被写体を探して撮る」ことへの疑いから、「被写体を選ばずに撮る」ことを模索し、 自宅の窓のような制約のある風景、特徴のない単純な海景といった「与えられた枠組」の中で方法的な探求を行 うスタイルに行き着きました。計画性にもとづく制作と、写真行為の中で起こる偶然性がその作品の大きな特質 となっています。作家は「計画がなければ偶然もない」と言います。「計画と偶然」の二つの要素が相互に作用す ることで、山崎博の作品は成立しているのです。
本展は45年以上のキャリアにおよぶ作家の主な作品シリーズを通して、その表現世界の本質に触れる試みです。

【作家略歴】
1946年長野県生まれ。1968年日本大学芸術学部を中退。1969年から本格的に写真を始 め、1972年より平行して映画フィルムによる作品制作を始める。1983年長時間露光に よる太陽のシリーズで第33回日本写真協会新人賞を受賞。2001年第26回伊奈信男賞を 受賞。東京造形大学講師、東北芸術工科大学教授を経て2005年から武蔵野美術大学教 授(2017年3月まで)。1974年個展「OBSERVATION」(ガレリア・グラフィカ、東京) 以降、ニコンサロン他での個展、グループ展多数。主な著書『HELIOGRAPHY』(青弓 社、1983年)『水平線採集』(六曜社、1989年)他。


対談「山崎博をめぐって」
2017年3月25日(土) 14:00~15:30 北野謙(写真家)× 石田哲朗(東京都写真美術館学芸員)
2017年4月16日(日) 14:00~15:30 金子隆一(写真史家)× 石田哲朗(東京都写真美術館学芸員)
定員:各回50名
会場:東京都写真美術館 1階スタジオ  
※当日午前10時より1階総合受付にて整理券を配布します。
※各回とも作家本人の出演予定はございません。

展覧会担当学芸員によるギャラリートーク
2017年3月10日(金) 14:00~
2017年3月24日(金) 14:00~
2017年4月14日(金) 14:00~
2017年4月28日(金) 14:00~
会期中の第2・第4金曜日14:00 より、担当学芸員による展示解説を行います。
展覧会チケット(当日消印)をご持参のうえ、2階展示室入口にお集まりください。



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  • 開催期間:2017年3月7日(火)~5月10日(水)
  • 休館日:毎週月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日休館)
  • 料金:一般 600(480)円/学生 500(400)円/中高生・65歳以上 400(320)円  ※ ( )は20名以上団体、当館の映画鑑賞券ご提示者、各種カード会員割引(ご利用案内をご参照ください)/ 小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/第3水曜日は65歳以上無料






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by higashikawa_blog | 2017-03-07 16:26 | その他お知らせ
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