
出会ったすべての皆様に感謝して、1/29(火)~2/16(土)にコレクション展「Monochrome Collection of Fugenshaふげん社コレクション〜モノクロームの世界〜」を開催いたします。
7名の写真家のモノクローム作品を展示いたします。
オリジナルプリントの深淵な世界をお楽しみいただけましたら幸いです。
皆様のご来場心よりお待ちしております。
出品作家(敬称略):
細江 英公『薔薇刑』
大石 芳野『福島・土と生きる』
水越 武『冬の前穂高』など
森山 大道『ハワイ』など
普後 均『肉体と鉄棒』など
村越 としや『濡れた地面はやがて水たまりに変わる』
橋本 とし子『キチムは夜に飛ぶ』
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会期:2019年1月29日(火)〜2月16日(土)
火-金 12時〜19時 / 土 12時〜17時 / 日・月休
会場: コミュニケーションギャラリーふげん社
〒104-0045 東京都中央区築地1-8-4 築地ガーデンビル 2F

・イベント参加券:1,500円/税込
サイズは2LサイズからA4または四つ切りサイズのプリントを受付けます。
申込は町民一般部門、町外一般部門、子ども部門で、
○応募締め切り:2019年2月28日(木)必着
○写真展:2019年4月1日(月)から23日(火)まで
○応募先:

Summer Xu (许晴)は、北京を拠点に活躍する国際女優である。
フィルムアカデミー在学中の90年代のデビューから注目を集める。たゆまない努力と情熱、軽やかで自在な向上心で仕事に打ち込み、現在に至るまで、多様なジャンルで飛躍を続けて中国の人々に愛されている。
写真家・荒木経惟との最初の接点は、90年代の撮影である。その後の20余年の間に彼女は、数々の大作で重要な役割を担い映画賞受賞を重ねながら、優美な佇まいと可憐な姿の奥に、経験がもたらす複雑な精神の襞を潜ませてきた。
2018年秋、都心のスタジオのメイク室の階段をおりてきた彼女は、ノーメイクで日常愛用する服をまとっていた。ありのままの自分を現したいという望みは、すでに荒木に伝えられていた。 イヤホンで聴いているという彼女の最近のお気に入りのBGMが流れ、シャッター音が響く。濃密な時間のたゆたいに寄り添いつつ、ときに、荒木の発するジョークに声を立てて笑う立ち居振る舞いは、しなやかな自然体で、そして美しかった。 これまでの多くの旅を連想させる年季の入ったスーツケースいっぱいに詰め込んできた私服の、何度目かの着替えの前に「メークしたところも撮っておこうか」と荒木が声をかける。
黒で統一された衣服に映える真紅のリップが、色白の肌を際立たせる。荒木の指示で身体を動かしていくうちに、彼女の中でイマジネーションがみるみる膨らんでいく気配が傍目にもわかった。空気がさらに熱を帯びたころ、高まった感情は、许晴の瞳から涙を溢れさせた。彼女が奏でた物語がどのようなもので、どのような情景がその眼に映っていたのか、オブザーバーには知る由もない。ただ、頬を伝わる涙は静かに澄んでいてほんとうに綺麗だった。
翌日台湾の映画祭に出席して、帰国した彼女が、上がった写真の画像を見て非常に喜び、写真集を熱望しているということが伝わってきた。 東京での展覧会の初日は、彼女の誕生日にあたる。
モノクロームのポートレート作品30点とポラロイドの花によって構成される、荒木経惟x许晴「銀塩女優 Summer Xu」展は、1月22日よりスタートします。展覧会カタログ同時刊行。

生まれ育った沖縄の風景や人々を撮り続けている石川竜一が、自身が暮らす部屋の様子や、窓から見える光景を撮影した「home work」を大阪で初めて展示致します。このシリーズでは、「絶景のポリフォニー」や「okinawan portraits」が放っていた石川の強烈なエネルギーが一見抑えられています。カメラを介して捉えられた生活空間からの新たな発見と、内と外、個人と社会、様々な境界を繋いでいくような写真群になっています。
石川自身の「この作品は僕の家と踊り場から撮影した写真です。政治的なことを孕んでいますが、それ以上にとても個人的なことです」という言葉がこの作品の核といえます。
当ギャラリーでは、4回目の石川展となりますが、これまでのどのシリーズともタイプの違う本作を、是非見ていただきたく思います。
トークイベント
小林公氏(兵庫県立美術館 学芸員)×石川竜一
日 時|2月8日(金)19:30–21:00
参加費|1,000円(1ドリンク付き・税込)
定 員|25人(要予約)
申込先|tamaki(at)thethirdgalleryaya.com /06–6445–3557
会 場|The Third Gallery Aya
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2019年2月2日(土)-2月23日(土)
火曜-金曜 12:00–19:00 土曜 12:00–17:00
The Third Gallery Aya 〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-8-24 若狭ビル2F
Gallery Show 2019

POETIC SCAPEでは、2019年1月19日より2月23日まで、2年ぶりとなるギャラリーコレクション展『Gallery Show 2019』を開催致します。現在ギャラリーで取り扱っている作家の作品を、各作家1〜数点セレクトして展示します。
過去に展示した作品に加え、未展示・未発表の作品も多く紹介いたします。
- <展示予定作家>
- 野村浩|佐久間里美|渡部敏哉|原芳市|熊谷聖司|尾黒久美|福山えみ |達川清|宮田明日鹿|森山大道|野村佐紀子|尾仲浩二|野村恵子|柿崎真子|オサム・ジェームス・中川
- 会場:POETIC SCAPE
- 住所:東京都目黒区中目黒4-4-10 1F
- 会期:2019.1.19(土)-2.23(土)
- 営業時間:水~土 13:00-19:00
- 日・月・火 休廊

日本にとって「近くて遠い国」と言われ続けてきた韓国&朝鮮。近年韓流やK-POP、日本のアニメや文学作品など互いの文化交流は年々深まり人々の交流を後押ししていますが、朝鮮についてはまだちゃんと知らないまま憶測だけが独り歩きしているのが現状です。
朝鮮大学校を含め多くの大学が存在するエリアで、学生たちと「日本と朝鮮の未来」について語り合える場となれば、と思います。
2019年1月18日(金)~30(水)
*定休日:21(月)、28(月)
11:00 - 18:00
※カフェ営業時間がギャラリーと異なりますのでご注意ください。
<カフェ>
平日:火水木金 11:00 – 17:00 (LO16:30)
土:11:00 – 15:00 (LO14:30)
日:11:00 – 18:00 (LO17:30)
カフェスロー 〒185-0022 東京都国分寺市東元町2-20-10

w18.8 x h30 cm
32ページ
20イメージ(カラー)
並製本
カラーオフセット印刷
初版
Published in 2019
ISBN 978-4-908512-43-8
2,808円(税208円)


ネパール語で「母の首飾り」を意味する美しい山、アマダブラム。急峻で高度な登山技術が求められるその山に、2018年秋に遠征した写真家・石川直樹さんのトークイベントを行います。
ヒマラヤの総集編ブック『THE HIMALAYAS』(TOO MUCH MAGAZINE)、ヒマラヤシリーズ最新作で遠征の写真を収めた『Ama Dablam』(SLANT)、1月12日より東京・初台オペラシティではじまるこれまでで最大規模の個展のカタログとしての意味もある大冊『この星の光の地図を写す』(リトルモア)と、 1月中旬に発売される3冊の新刊を対象としたサイン会も行います。
石川 直樹 / Naoki Ishikawa
1977年東京生まれ。写真家。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により、日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞。『CORONA』(青土社)により土門拳賞を受賞。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。最近では、ヒマラヤの8000m峰に焦点をあてた写真集シリーズ『Lhotse』『Qomolangma』『Manaslu』『Makalu』『K2』(SLANT)を5冊連続刊行。最新刊に写真集『Svalbard』『流星の島』(SUPER LABO)、著書『極北へ』(毎日新聞出版)がある。
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料金:1000円
定員:100名
会場:穴吹デザイン専門学校
(〒732-0826 広島県広島市南区松川町2-24 穴吹広島第一ビル)