


本展は、そのような「生きること(LIFE)」と「静けさ(STILL)」が出会う地点に目をこらし、そこから浮かび上がる問いをそれぞれの方法によって掘り下げる女性写真家をご紹介します。彼らの作品のなかに響く静寂の余韻は、たとえ孤独や困難のなかにあっても、ときには遠い誰かを想いながら、「それでもなお(STILL)」「生きること(LIFE)」の可能性を静かに示すものでもあるでしょう。
なお、本展はBunkamura主催によるザ・ミュージアム「まなざしの奇跡 日本女性写真家の冒険」展(展覧会期 7/4(土)~8/26(水))と同時開催で企画されます。
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/26_kiseki.html
[出展作家]清水裕貴/スクリプカリウ落合安奈 / 鈴木のぞみ / 頭山ゆう紀 / 中井菜央 / 細倉真弓 / 𠮷田多麻希
[企画協力]竹内万里子
[制作協力]コンタクト
トークイベント開催「ギャラリストのお仕事」
【日時】7月4日(土) 16:00-17:00
【会場】渋谷ヒカリエ8/ COURT(Bunkamura Gallery 8/ 隣接会場)
参加無料・予約不要
第一線で活躍するギャラリストたちを集めたトークイベントを開催!
【登壇者】
石田 克哉 氏 (MEM)
綾 智佳 氏 (The Third Gallery Aya)
ナビゲーター:佐藤 正子 氏 (株式会社コンタクト)
Bunkamura Gallery 8/ (渋谷ヒカリエ8F)
東京都渋谷区渋谷2-21-1

2026年7月1日(水) – 2026年7月31日(金)の期間、新宿 北村写真機店B1Fベースメントギャラリーにて、「もう一度、植田正治-発掘されたカラー作品とオリジナルプリントから、植田正治を再発見する-」を開催いたします。
本展示では、未公開を含むカラー作品と、長年親しまれているモノクロ作品を展示し、2つの側面から日本が世界に誇る巨匠・植田正治氏の魅力を再発見いただけます。本展示では写真作品に加えて、撮影に使用していたカメラや絵コンテなど、植田正治氏の愛用品も展示予定です。
植田正治氏が生まれ育った生家から発見された、まだ見ぬカラー作品を展示します。松尾芭蕉の名句「おくの細道」をテーマに、北陸の旅の中で撮影した写真のオリジナルプリントのほか、同氏の代表作品『砂丘モード』でおなじみの撮影場所、鳥取砂丘で撮影されたカラー写真を公開予定です。そのほか、世界初発表となる作品を展示します。植田正治氏が広く世間に公開していなかったカラー作品を、色彩鮮やかなプリントでお楽しみください。
世界を魅了した代表作『砂丘シリーズ』他、同氏の家族を撮影した『パパとママとコドモたち』など、独自の世界観”Ueda-Cho(植田調)”として世界で愛され続けてきた作品を、オリジナルプリントで展示します。また、実際に使用していた機材や、作品制作の際に作成した絵コンテなども展示予定です。また、オリジナルプリントを含む一部作品は当ギャラリーで購入も可能です。貴重なオリジナルプリントはもちろん、作品を生み出すまでの過程で使用された道具を通して、植田正治氏の世界観に没入いただけます。
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2026年7月1日(水) - 2026年7月31日(金)
※開場時間は10:00 - 19:00 となります。
新宿 北村写真機店 B1Fベースメントギャラリー

ビュフェ自身が写真を撮ることはなかったものの、戦後のパリで早熟の天才として称賛された彼を、リュック・フルノルやロベール・ドアノーなど、同時代の写真家たちは被写体として見逃しませんでした。ビュフェをとらえた写真は、同時代の雑誌『パリ・マッチ』などに掲載され、ビュフェ・イメージの形成をうながします。つまり彼らの作品は、戦後の写真表現を示すとともに、ビュフェのポートレートでもあったのです。それらの写真をビュフェが描いた自身の肖像画と比較してみることで、わたしたちは彼の芸術をより深く鑑賞できるはずです。
加えて、ベルナール・ビュフェ美術館は、ビュフェと同時代の写真家たちの作品だけでなく、現代のアーティストたちによる写真作品も多数コレクションしています。杉本博司のフォトジェニック・ドローイングや、米田知子の「見えるものと見えないもののあいだ」シリーズ、フィオナ・タンの《人々の声》などは、フルノルやドアノーの写真とは主題、技法、色彩などの点で異なっており、今日に至る写真表現の大きな変化を示しています。
本展は、ベルナール・ビュフェと写真との関係に注目し、戦後から現代にいたる写真の変化の流れを追う展覧会です。
ベルナール・ビュフェ、ロベール・ドアノー、リュック・フルノル、フィオナ・タン、川内倫子、澤田知子、鈴木理策、杉本博司、野口里佳、松江泰治、宮本隆司、森村泰昌、米田知子 他

本展は4章構成とし、島尾伸三、原美樹子、野口里佳、潮田登久子、川内倫子、奈良原一高、山田實、宮本隆司、竹谷出、宮崎学、土田ヒロミ、楢橋朝子、岩井優、折元立身の14名の作家の作品を紹介します。みなさまと一緒に「食べること」や「共に生きること」について考えるきっかけとなれば幸いです。
第1室「あのとき、あの食卓で」
日常において、ふと思い出す「食」の風景とはどのようなものでしょうか。一様ではないものの、家族とともに食卓を囲んだ記憶が思い浮かぶことも多いのかもしれません。「食」は記憶としても積み重なりながら、やがて私たちの血肉となって現在の身体をかたちづくっています。
第1室では、家族や自分自身の食卓の記憶をテーマに、島尾伸三、原美樹子、野口里佳、潮田登久子、川内倫子5名の作家の作品を紹介します。
街には、レストランやファストフード店など、食事をするための場所が数多く点在しています。東京都写真美術館があるこの恵比寿の地も、かつてヱビスビールの工場が置かれていた場所であり、飲食と深い関りをもつ土地です。もちろん、食と土地との結びつきは、都市の飲食店にとどまるものではありません。魚をとるために海に船を出したり、豊作豊漁を祈り神社への作物を奉納したりと、人々の暮らしのなかで、食はそれぞれの土地と密接に結びついています。都市で生活する私たちにとって、そうした土地と食との結びつきは、いつのまにか、見えにくくなってきているのかもしれません。
第2室では、奈良原一高、山田實、宮本隆司、竹谷出の作品をとおして、土地と食とのつながりをあらためて見つめ直します。
*竹谷出(1967–)が日本各地を旅して撮りためた〈にほんのかけら〉シリーズを、当館収蔵後初めて展示紹介します。
米の価格高騰や住宅地でのクマ出没など、食や暮らしをめぐる問題がニュースで取り上げられていたことも記憶に新しいのではないでしょうか。これまでニュースのなかのものとして捉えていた食料価格の大幅な変動や野生生物の生活圏の変化が、私たちの生活と決して無関係ではなく、身近なものとして実感される機会も多かったように思われます。また、東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所事故では、食の風評被害が広がるなど、食をめぐる深刻な問題も生じました。時間の経過とともに、復興が進められる一方で、その影響や課題は現在もなお続いています。
第3室では、こうした問題意識を背景に、人間の営みと自然環境との関わりを、宮崎学、土田ヒロミ、楢橋朝子、岩井優の作品をとおして考えます。
第4室では、これからの「食」、すなわち未来の食のあり方について考えます。私たちが生きる現代社会では、高齢化や孤食、一人暮らしの増加など、食を取り巻く環境が大きく変化しています。折元立身はこれまで、自身の母親との暮らしや世界各地の人々とのコミュニケーションを作品へと展開してきました。今回紹介する〈おばあさんのランチ〉シリーズでは、日本・福島県二本松市龍泉寺で地域の高齢者を募り共に食事をとるものや、ポルトガルの世界遺産都市エヴォラの修道院に500人のおばあさんたちを招き、踊り、歌い、食卓を囲むコミュニケーション・アートの様子がおさめられています。誰かと食卓を囲むとはどういうことなのか。折元の作品をとおして、食卓を一緒に囲むことの喜びや他者とのつながりから、「共に生きる」ことの意味をあらためて考えます。
登壇者:土井善晴(料理研究家、おいしいもの研究所 代表)、高橋朗(PGIギャラリーディレクター)
会場:東京都写真美術館 1階ホール
定員:190名(事前申込制、抽選) 参加費:無料 ※手話通訳・文字表示支援付き
申込期間:7月9日(木)~7月31日(金)当館ウェブサイトよりお申し込みください。現在、応募フォームを準備中です。
※本イベントでは、サイン会の実施はございません。
登壇者:川内倫子(出品作家)、くどうれいん(作家・歌人)
会場:東京都写真美術館 1階ホール
定員:190名(事前申込制、抽選) 参加費:無料 ※手話通訳・文字表示支援付き
申込期間:7月21日(火)~8月16日(日)当館ウェブサイトよりお申し込みください。現在、応募フォームを準備中です。
※本イベントでは、サイン会の実施はございません。
2026年8月29日(土)
2026年8月30日(日)
TOPコレクションをより身近に親しみさらに深く探究する、多様な切り口からのプログラムを実施します。
※詳細および参加方法は、後日当館ウェブサイト等にてお知らせします。
※当日有効の本展チケット、展覧会無料対象者の方は各種証明書等をお持ちのうえ3階展示室入口にお集まりください。
2026年9月11日(金) 14:00~
※当日有効の本展チケット、展覧会無料対象者の方は各種証明書等をお持ちのうえ3階展示室入口にお集まりください。
会場:東京都写真美術館 3階展示室
住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
開館時間:10:00~18:00
※木・金曜日は20:00まで開館
※8月6日(木)~8月28日(金)の木・金曜日は21:00まで開館
※入館は閉館30分前まで
休館日:月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館、翌平日は休館)
観覧料:一般 700円(560円)、学生 560円(440円)、高校生・65歳以上 350円(280円)
※( )内は有料入場者20名以上の団体料金
※中学生以下、障害者手帳所持者とその介護者(2名まで)、TOPMUSEUM PASSPORT 2026提示者は無料
※第3水曜日は65歳以上無料
※8月6日(木)~8月28日(金)の木・金曜日17:00~21:00は夜間特別開館割引を実施。学生・高校生無料、一般・65歳以上は団体料金
※学生証、年齢を確認できるものの提示が必要


