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東川町国際写真フェスティバル Offcial blog

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植田正治氏 展覧会「小さな植田正治展」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ

こいやまcafeにて、植田正治氏の展覧会が開催中です。


小さな植田正治展

植田正治氏 展覧会「小さな植田正治展」_b0187229_16100499.png
©植田正治


以下リンクより

こいやまcafe店主が個人的に親交のある 植田正治氏のご子息の植田亨氏より お預かりしている貴重な写真の展示です 富士フィルムの初期のプリントで 植田正治氏がハワイ滞在中に撮影した 貴重なカラー写真の作品です 鳥取県境港市にある植田正治氏の生家で 亨さんとお話をしていたときに この作品を初めて拝見しました いつもとは違う 洋風な雰囲気に魅了されました この春からの店主の新たな挑戦に 亨さんからのエールとして 植田正治氏のお写真を こいやまcafeの店内で 展示させていただくことになりました。


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Open: 4.12 Sat.−5.20 Sun. 9:00−20:00 Closed: Sat. 4.16
09:00 - 20:00

こいやまcafe

604-8163 京都府京都市中京区鯉山町524





# by higashikawa_blog | 2025-04-13 16:11 | 受賞作家関連

細江英公氏 追悼写真展「写真への愛と尊敬」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ

写大ギャラリーにて、細江英公氏の追悼写真展が開催中です。


細江英公追悼写真展「写真への愛と尊敬」

細江英公氏 追悼写真展「写真への愛と尊敬」_b0187229_16060601.png
©細江英公


以下リンクより

2024年9月16日に91歳で逝去された写真家、細江英公(ほそえ えいこう、1933−2024)を追悼する写真展を開催します。細江は、1974年に東京写真短期大学(現 東京工芸大学)の教授に着任し、2003年までの29年間教鞭をとり、多くの卒業生を輩出しました。写大ギャラリーは、1975年に細江の発案によって、日本初のオリジナルプリントを収蔵、展示を行う常設施設として設立されました。本年、設立50周年を迎え、1万2千点を超える作品を収蔵する写大ギャラリーですが、設立から定年退職するまでの30年近くは、細江が中心となり運営を行ってきました。細江の強固な意志と多大なる尽力がなければ、今の姿はありません。

細江は1933年に山形に生まれ、東京で育ちました。1952年に東京写真短期大学(現 東京工芸大学)に入学し、学生時代から、前衛芸術家の瑛九(えいきゅう、1911-1960)が中心となって結成した、既存の美術団体の権威に挑む、自由と独立の精神を尊重する若い芸術家集団「デモクラート美術家協会」に参加します。卒業後、フリーランス写真家として活動し、1959年、同時代の新進気鋭の写真家とともに、写真エージェンシー「VIVO」(ヴィヴォ、エスペラント語で「生命」の意味)を設立します。1960年代から70年代にかけては、男女の性と肉体をテーマにした「おとこと女」、小説家の三島由紀夫(みしま ゆきお、1925−1970)を被写体とした「薔薇刑」、生地であり戦時中の疎開先でもあった東北を舞台に、前衛舞踏家の土方巽(ひじかた たつみ、1928−1986)を被写体とした「鎌鼬」、男と女の抱擁の強さと優しさを視覚化した「抱擁」など、のちの写真史に名を残す作品を生み出しました。その後も精力的に写真家としての活動を続け、2003年には英国王立写真協会から「生涯にわたり写真芸術に多大な貢献をした写真家」として特別勲章が授与されました。2010年、写真家として4人目となる文化功労者として顕彰され、2017年には栄えある旭日重光章を受章しました。

活動は写真家としてだけには留まりません。世界最大の写真コレクションを誇るジョージ・イーストマン・ハウス国際写真美術館の所蔵作品から、選りすぐりの歴史的な写真の名作約300点による展覧会を企画し、日本への招致を成功させます。次に、国際写真文化交流会議を発足し、それまでヨーロッパ圏外では紹介されることがなかったヨーロッパの若手写真家約30名の作品を日本で発表する展覧会を開催します。また世界各国にて、その地の写真家と数々のワーショップを行うなど、世界と日本の写真界を結びつける活動を行いました。写真家としての国際的な評価だけではなく、広く写真文化の発展や写真教育に貢献しました。日本そして世界の写真界への果たした役割の大きさは計り知れません。

タイトルの「写真への愛と尊敬」は、細江が大学教授として、学生にたびたび口にしていた言葉です。「写真に対して真摯に愛と尊敬を持っていれば自ずと行動が決まる。そうすれば写真によって人生をより良い方向に切り開ける。」細江と時間を共にした当時の学生にとっては、強く記憶に残る言葉です。これまでの活動の資料や記念写真、そして写大ギャラリー・コレクションから代表作を展示します。写真家としてはもとより細江英公の幅広い活動を改めて紹介します。

(企画構成 勝倉崚太)


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2025年4月7日(月)~ 2025年6月7日(土)
10:00〜19:00
休館:木曜日、日曜日祝日
東京工芸大学 写大ギャラリー
〒164-8678 東京都中野区本町2-4-7 5号館2F




# by higashikawa_blog | 2025-04-13 16:07 | 受賞作家関連

川内倫子氏 展覧会「Inhabiting Light」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ

MtK Contemporary Artにて、川内倫子氏の展覧会が開催中です。


Inhabiting Light

川内倫子氏 展覧会「Inhabiting Light」_b0187229_15322662.png
©川内倫子


以下リンクより

この度、『光に住み着く Inhabiting Light』(文:篠原雅武 写真:川内倫子)の刊行を記念して、「Inhabiting Light」を開催いたします。

『光に住み着く Inhabiting Light』は、篠原雅武が書いた文章に対し、川内倫子が写真で返信し、そこに篠原が文章で応答するというような、文章と写真のダイアローグで構成されています。書く際に篠原は、「写真で重要なのは何を撮るかではなく、いかにして撮るか、である」という川内の言葉に、何度も立ち返ったと言います。あとがきには次のように書かれています。「私たちは、現実に何かを経験している。私たちが何かを経験するとき、それがいかにしてこの世に生じてきたかを問うことが大切である。(中略)やりとりを続けつつ私は、写真への応答において問われるのは、出来事が起こるところ、つまりは現実の発生源のような次元に思考を向けていくことではないかと考えるようになった。その次元は、私たちの日々の生活が営まれる、日常世界の表層の奥底にある」。そこには、写真から立ち現れるさまざまな感覚や感情、そこから紐解かれる思考の軌跡が言葉として生まれ落ちています。

本展覧会では、二人のダイアローグを平面作品と映像作品へと展開していきます。文章と写真が相互に関わり合いながら、「光」という主題の深層を探っていきます。



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Open: 4.11 Fri.−5.3 Sat. 10:00–18:00 Closed: Sun.

MtK Contemporary Art

京都府京都市左京区岡崎南御所町20-1





# by higashikawa_blog | 2025-04-12 15:33 | 受賞作家関連

中藤毅彦氏 展覧会「DOWN ON THE STREET」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ

Photo Gallery & Photobooks Cafe 芥にて、中藤毅彦氏の展覧会が開催中です。


DOWN ON THE STREET

中藤毅彦氏 展覧会「DOWN ON THE STREET」_b0187229_15282026.png
©中藤毅彦


以下リンクより

これまで30年に渡り、世界の幾多の都市を彷徨し、街と人々が織りなす光景を撮り歩いて来た。 スナップ写真には、時として意味や説明を越えた得体の知れない力を感じる事がある。 リアルな現実を映し出しながらも、現実そのままではない「鏡の向こう側」の領域に踏み込んだ様な奇妙な感覚なのだ。 偶然が大きく作用するスナップを積み重ねる事によって、知識や概念としての都市の姿とは異なる「何か」が写るのだと思っている。 自分に出来る事は、今までも、またこれからも街路に身を置き、ひたすら歩き、出くわした人々や予期せぬ光景に対して、身体の反応するままのスナップを実践する事だけだ。 今回、撮り貯めたデジタルストリートスナップの場所と時間をバラバラに解体し、意味を剥ぎ取り、再構成しようと思い立った。 都市に流れる歳月の光が響き合い、もうひとつの世界がリアルに立ち上がって来るならば嬉しい限りである。


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Open: 5.2 Fri.−5.20 Tue. 12:00−19:00 Closed: Wed. Thu.

Photo Gallery & Photobooks Cafe 芥

〒602-8453 京都市上京区笹屋町3丁目602-2





# by higashikawa_blog | 2025-04-12 15:30 | 受賞作家関連

石川真生氏 展覧会「アカバナ」


東川賞受賞作家 展覧会のお知らせ

誉田屋源兵衛 竹院の間にて、石川真生氏の展覧会が開催中です。


アカバナ

石川真生氏 展覧会「アカバナ」_b0187229_16460806.png


以下リンクより

 KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭は、「 HUMANITY(人間性)」をテーマとした2025年のプログラムにおいて、戦後の沖縄を代表する写真家・石川真生の展覧会を開催できることを光栄に思います。
 沖縄は琉球の時代から長い歴史の中で薩摩・日本・アメリカそして再び日本に搾取され、太平洋戦争では「捨て石」とされ地上戦で多くの犠牲者を出し、いわゆる「沖縄返還」後も米軍や自衛隊の軍用地のためにその土地や自然が奪われてきました。
米軍統治下の沖縄で生まれた石川はその人生をかけ、一貫して沖縄愛と人間愛をつらぬく眼差しで、米軍基地を含めた沖縄に関するもの、そして沖縄に生きる人々を近距離から撮り続けてきました。
 1971年の米軍基地継続と自衛隊配備をかけた沖縄返還協定に反対するデモをきっかけに写真を始めた石川は、2023年の日米共同訓練やミサイル基地建設をきっかけに、再び最新作では病を押して南西諸島の基地をめぐる問題にフォーカスしています。
本展では、石川が大好きなアカバナ(沖縄の原種系ハイビスカス)をタイトルにした、この花のようにたくましくも美しい「沖縄の女」たちと、沖縄人と同じく不当に差別を受けてきた黒人の兵士たちを捉えた最初期の作品「赤花ーアカバナ」を合わせて展示します。

文:KYOTOGRAPHIE 共同創設者/共同ディレクター 仲西 祐介

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 本展は、沖縄を活動の拠点としている写真家・石川真生の個展である。
 石川は、2021年に沖縄県立博物館・美術館、2023年に東京オペラシティアートギャラリーでそれぞれ大規模な個展を行っている。この展覧会以降、令和5年度(第74回)芸術選奨文部科学大臣賞、第43回土門拳賞、第40回写真の町東川賞国内作家賞、釜山ビエンナーレ2024、 Mead Gallery(ウォーイック大学附属美術センター、イギリス)での個展、第36回サンパウロ・ビエンナーレ(2025)と立て続けに受賞や個展、国際展への出品が続いており、文字通り今世界が注目する写真家である。

〈赤花 アカバナ──沖縄の女〉
 石川の作品には、沖縄にかかわるあらゆる人々が登場する。駐留するアメリカ兵であっても、自衛隊であっても、一般の人々であっても、それぞれに等距離の眼差しによって捉えようとする。石川は沖縄に駐留する兵士を責めようとは思わない。国家の枠組みから離れた生身の人間へ注ぐ平等な眼差しが石川の視座にはある。こうした姿勢が生まれるきっかけとなったのは、沖縄の米軍を写真におさめるために、まず米兵の写真を撮るべくコザの米兵相手、正確には黒人専用のバーに勤め始めたことにはじまる。1975年のことだ。その時の成果は、一冊の写真集で、石川の写真家としての事実上のデビュー作『熱き日々 in キャンプハンセン』(1982年)として結実する。『赤花 アカバナー 沖縄の女』(2022年)のもとになったシリーズである。
 また、今回は、2014年から始まった大琉球写真絵巻の新作も展示されている。昨年に与那国島と石垣島で撮影された作品は、今まさに島々で何が起きているか? 多くの人々に伝えたい作品である。
文:天野太郎(東京オペラシティアートギャラリー チーフ・キュレーター)

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 〈赤花 アカバナ──沖縄の女〉は、石川の最初期の作品群である。ここに写っているのは、彼女と同じ時代を同じ場所で生きた女たちだ。石川はかつてこう語っている。
「私は自分が当事者じゃない写真は撮れない。基地と米兵を撮りたいと思ったとき、私も街の女になるのが手っ取り早いと思ったのさ」
「沖縄は石を投げれば知り合いや親戚に当たるクソ狭い島さ。そこで潔いほど自由に生きてる彼女たちはカッコよかった。私もあんなふうに人目を気にせず生きようと決めたんだ」
 石川の写真の前に立つと、「ひと」のリアリティが、熱気をはらんで押し寄せてくる。撮るという行為は、生身の人間が生身の人間と向かい合うことだと一瞬にして理解させ、見る者をもその関係性に巻き込んでいく。
 石川が生まれ、現在も暮らすのは、個人の傷がイコール時代の傷であり、普通の人たちの人生が鮮烈かつ残酷なかたちで歴史に刻まれてきた土地だ。近年は、与那国、石垣、宮古など、自衛隊の南西シフトが進む島々を精力的に撮影している。
 彼女の作品は、撮影者が傍観者ではいられない沖縄の現実を突きつけ、ドキュメンタリー写真における客観性の意味を問い直す。それでいて圧倒的に自由で、かつ愛にあふれている。
 1970年代から彼女が撮り続けてきた沖縄の「いま」は何層にも積み重なり、人間の顔をした現代史として、ここに、私たちの目の前にある。
文:梯 久美子(ノンフィクション作家)


石川真生

1953年、沖縄県大宜味村生まれ。1970年代から写真をはじめ、1974年、WORKSHOP写真学校東松照明教室で写真を学ぶ。沖縄を拠点に制作活動を続け、沖縄をめぐる人物を中心に、人々に密着した作品を制作している。2011年、『FENCES, OKINAWA』で、さがみはら写真賞を、2019年には日本写真協会賞作家賞を受賞。国内外で広く写真を発表し、沖縄県立博物館・美術館のほか、東京都写真美術館、福岡アジア美術館、横浜美術館、ヒューストン美術館(アメリカ)、メトロポリタン美術館(アメリカ)などパブリックコレクションも多数。


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2025年4月12日(土)-5月11日(日)
10:00–18:00
休館日: 4月17日・24日、5月1日・8日
※入場は閉館の30分前まで
大人: ¥ 1,000 学生: ¥ 800 (学生証の提示をお願いします。)
誉田屋源兵衛 竹院の間
京都市中京区室町通三条下ル 西側




# by higashikawa_blog | 2025-04-11 16:48 | 受賞作家関連
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