人気ブログランキング | 話題のタグを見る

東川町国際写真フェスティバル Offcial blog

fotofes09.exblog.jp ブログトップ

柴田敏雄氏 展覧会「ルイス・ボルツと柴田敏雄」


東京工芸大学 写大ギャラリーにて、東川賞受賞作家 柴田敏雄氏が展覧会を開催いたします。

「ルイス・ボルツと柴田敏雄」

柴田敏雄氏 展覧会「ルイス・ボルツと柴田敏雄」_b0187229_21291681.jpg













©柴田敏雄/新潟県北魚沼郡湯之谷村


柴田敏雄氏 展覧会「ルイス・ボルツと柴田敏雄」_b0187229_2130172.jpg











© ルイス・ボルツ/NearReno3


以下リンクより

ルイス・ボルツの作品「Near Reno」はアメリカ・ネバダ州・Reno近郊の人間の手によって開発され取り残された荒れ地を被写体にして自然と文明の関係を冷静な目で記録した作品です。
 柴田敏雄の作品「日本典型」シリーズは、日本の豊かな自然とそこにくい込む開発の痕跡が形づくっている景観を大型カメラで大胆かつ繊細に捉え、精緻なプリントで提示した作品です。

 両者の表現は大きく違って見えますが、彼らの景観を題材にしたスタンスや視点は、一方は現実的な生活空間としてあるがままに冷徹に開発の荒涼とした跡を描写した作品であり、他方は空間を美的造形処理により開発された跡を際立たせる手法で緻密に描写した作品で、文明という名の下に変容させられた風土への関心を示した、従来の風景写真からは距離を置いた表現となっています。

 今回はルイス・ボルツの「Near Reno」と柴田敏雄の「日本典型」から抜粋した作品24点をご覧頂きます。


***********************
会期:2012年11月24日(土) ~ 2012年12月24日(月) 会期中無休
時間:10:00 ~ 19:00
会場:写大ギャラリー (東京工芸大学・中野キャンパス内)
   〒164-8678 中野区本町2-4-7 芸術情報館2F
リンク:http://www.t-kougei.ac.jp/arts/syadai/
# by higashikawa_blog | 2012-11-22 10:24 | 受賞作家関連

楢橋朝子氏 写真展「とおすぎてみえたこと ─アムステルダム、黒姫」


photographers' galleryとKULA PHOTO GALLERYにて、東川賞受賞作家 楢橋朝子氏の写真展が開催されます!

「とおすぎてみえたこと ─アムステルダム、黒姫」

楢橋朝子氏 写真展「とおすぎてみえたこと ─アムステルダム、黒姫」 _b0187229_10513479.jpg
















©Asako Narahashi


以下リンクより

この度photographers’ gallery では、企画展として楢橋朝子写真展を開催する運びとなりました。日本では3 年振りの個展となる本展では、アムステルダムと黒姫で撮影された新作が発表されます。また本展にあわせ、オリジナルプリント付きの書き下ろしエッセー『とおすぎてみえたこと』をphotographers’ gallery より刊行致します。


成田から直行だったはずのKLMは大阪に立ち寄り乗務員の交替などを行っているようだった。乗り込む客はいない。もちろん降りる客も。機内食や水を大阪で調達すること、乗務員の基地を東京から大阪に変更したこと、そのための寄港だった。しばらくのあいだ機内で待たされる。この日の某新聞最終面では行動派の写真家が直後に現地へ向かい水など諸物資を運んだこと、かの地の様子を冷静沈着に書いていた。
機内は比較的空いていた。日本から脱出するひとたちで空港はたいへんなことになっているように報道されていたし、フランス人の友人は早々に半強制的に帰国させられたようだったがもうなんということはなかった。航空会社の機能移転に伴う予定外の寄港と機体のラジエーションチェックなどでだいぶ遅れてスキポール空港へ到着する。追い討ちをかけるかのように入国審査で足止めされた。これまで空港やホテルで、見せるだけで急に親切にされたことさえあった明るめの赤いパスポートだったが、今回ばかりは勝手が違った。どこに泊るのかとか帰りのチケットはあるのかとか。後ろに並んだひとのため息が聞こえたようだった。ちゃんと帰る便を用意していることを確認されてようやく通された。
ホテルはギャラリストが探してくれたものでこぢんまりとしていて使い勝手がいい。なによりしっぽの長いネコが2匹、食堂やロビーをたえずうろうろしているのがいい。日本人らしき母子を食堂でみかけた。なぜ日本人と分かったのかといえば、子供が「ねこ」と叫んでいたからだ。母親はまだ若いようだった。子供は就学年齢になるかならないかではないか。なぜここにいるのか何となく想像できた。観光地に来ているような浮いたかんじやはしゃいだ明るさはなかった。かといって住み慣れたような勝手知ったる感も長逗留に飽きたような憂いさもなかった。たんたんとしていた。非日常の日常をすごしているかのように存在していた。言葉は交わさなかった。私が日本人であることを向こうは分かったのか分からなかったのか、私はたぶん一言も言葉を発さなかったはずだ。ひとり展示のために来た。アムステルダム、2011年3月30日。

(楢橋朝子『とおすぎてみえたこと』より)



<アーティストトーク> ゲスト:鷹野隆大
 11月22日(木) 19:00~ 料金:500円 定員25名 要予約
*お申込みはリンクより


*****************************
会期:2012年11月20日(火) - 12月2日(日)
時間:12:00 - 20:00
休廊:月曜休
会場(2会場):photographers' gallery・KULA PHOTO GALLERY 東京都新宿区新宿2丁目16-11(サンフタミビル4F)

リンク:http://www.pg-web.net/home/next/next.html
    http://pg-web.net/kula/exhibitions/upcoming/
# by higashikawa_blog | 2012-11-18 11:01 | 受賞作家関連

野町和嘉氏 写真集「異次元の大地へ」


東川賞受賞作家・東川賞審査委員である野町和嘉氏の写真集がクレヴィスより出版されています!!!

「異次元の大地へ」

野町和嘉氏 写真集「異次元の大地へ」_b0187229_19111364.jpg

















以下リンクより

サハラ砂漠、ナイル、エチオピア高原、アンデス高地と、壮大なスケールの地球の自然と向き合い、そこに生きる人々の祈りや暮らしを捉えてきた野町和嘉。欧米の主要雑誌に作品を発表し、世界中から絶賛されるフォトジャーナリストの歩みを、聖地巡礼の代表作はもとより、ボリビア・ウユニ塩湖やヒマラヤ最辺境ザンスカールなどの新作を含め、写真150点、原稿用紙350枚の文章で辿る。


**********************
出版社:クレヴィス
タイトル:野町和嘉写真集 「異次元の大地へ」
著者:野町和嘉
ISBNコード:978-4-904845-22-6
定価:本体4,000円 + 税
サイズ:A4判
リンク:http://crevis.co.jp/publishing/
# by higashikawa_blog | 2012-11-15 10:07 | 受賞作家関連

【写真甲子園】TV放送追加のお知らせ


【写真甲子園】TV放送追加のお知らせです!!!

【写真甲子園】TV放送追加のお知らせ_b0187229_14354487.png







 7月24日から27日まで開催された写真甲子園2012のテレビ
番組「カメラには 夏がいっぱい~写真甲子園2012~」の放
送が随時全国各局にて行われています。

 司会は「とくダネ!」でお馴染みの小倉智昭さんとUHB
アナウンサーで東川町出身の水野悠希さんです。

 今回の番組収録は、本戦作品展開催中に、文化ギャラリ
ーで行われ、選手たちが撮影した場所を訪れたりと、実際
見て感じたことを番組で紹介してくれますので、ぜひご覧
くださいますようお知らせいたします。

 ■放送① 11月26日(月) 深夜25時55分~26時50分
 ■放送局 NBS(長野放送)

 ■放送② 12月16日(日) 深夜25時20分~26時15分
 ■放送局 TNC(テレビ西日本)
 
 ※12月には、BSフジにて85分の拡大番組も放送される予定です。
# by higashikawa_blog | 2012-11-14 14:35 | 写真甲子園

楢橋朝子氏 写真展「 in the plural 」


ZEIT-FOTO SALONにて、東川賞受賞作家 楢橋朝子氏が写真展を開催いたします!!

「in the plural」

楢橋朝子氏 写真展「 in the plural 」_b0187229_1859598.jpg
















©Asako Narahashi


以下リンクより

いま2000枚のプリントから写真集の編集作業を続けているさなかである。
その中からまだ形が定まらないながらも気になってしかたのない写真、写真群を
気になっている形のまま提示する。
in the plural とは「複数形で」という意味で、
ひとつのシチュエーションを複数枚で見せることのみならず、
複数形の楢橋写真、という意味も含む。

2012年9月 楢橋 朝子


**************************
会期:2012年11月20日~12月22日
時間:10:30 - 18:30(土 - 17:30)
休廊:日・月・祝日
観覧料:無料
会場:ZEIT-FOTO SALON
   〒104-0031 東京都中央区京橋1-10-5 松本ビル4F
リンク:http://www.zeit-foto.com/exhibition/2012/narahashi_asako.html
   
# by higashikawa_blog | 2012-11-14 10:58 | 受賞作家関連
line

Higashikawa photo Award


by higashikawa_blog
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30